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令和2年第2回定例会 市長定例記者会見記録

日時

令和2年(2020年)6月26日(金)14時00分から

会場

北広島市役所3階会議室3D

市長から下記の話題について発表しました


会見動画(YouTube)

引き続き、次の話題について質疑が行われました

発表内容

 お忙しい中、お集まりいただきまして、ありがとうございます。
今年度最初の定例記者会見となります。よろしくお願いします。
 報道各社の皆様におかれましては、日ごろから様々な機会にまちの情報発信をしていただき心から感謝を申し上げます。
 さて、新型コロナウイルス感染症につきましては、緊急事態宣言が解除されてから1か月が経過し、国では、「新しい生活様式」の定着等を前提として、段階的に社会経済の活動レベルを引き上げることとしており、6月19日からは、新たにステップ2の段階となっているところであります。
 北海道では、国の方針を踏まえ、他都府県との往来について等の制限を解除したところであり、人の移動の増加に伴い、「新北海道スタイル」の実践を徹底することとしているところであります。
 市民の皆様には、引き続き、手洗い、せきエチケットなど新しい生活様式や新北海道スタイルの実践により、感染予防に努めていただきますようお願いいたします。
 さて、本日は、第2回定例会が終了いたしましたので、議会を終えての所感並びに、今後予定する事業等について発表させていただきます。
 今議会におきましては、21の議案についてご審議をいただきました。主な議案といたしましては、「新型コロナウイルス感染症の緊急対策等の補正予算」、「総合計画に係る基本構想の策定について」など重要な案件がございましたが、そのすべてについて議決をいただいたところであります。
 また、一般質問では、12名から、新型コロナウイルス感染症への対応、教育支援、住宅施策、ボールパークに関することなど、まちづくりにおける様々な分野の課題に対して、ご意見やご提言をいただいたほか、各常任委員会や総合計画特別委員会、ボールパーク調査特別委員会において、市政の各般にわたる課題に対して、審査をいただいたところであります。
 これら議会からのご意見等を踏まえ、様々な施策・事業の推進を図ってまいります。
 それでは、本日の発表に移らせていただきます。本日の発表項目は3項目です。

新型コロナウイルス感染症対策に係る北広島市の取組について

 まず始めに、新型コロナウイルス感染症対策に係る本市の取組についてでありますが、本年5月の第1回臨時会において、国の交付金を活用し、ステップ1の「緊急支援」といたしまして、休業協力支援金などの各種支援を実施することといたしました。
 次に、第2回定例会において、ステップ2の「更なる緊急支援」を実施することとし、また、本日可決いただきました補正予算について、ステップ3の「感染症の長期化対策など」として、PCR検査センターの設置に向けた取組等を進めることといたしました。
 今後の取組といたしましては、ステップ4の「回復に向けた取組」として、国の交付金を活用し、社会情勢を踏まえ、市民の皆様が安心して暮らすことができるよう新たな施策を推進してまいりたいと考えております。
 次に、各ステップにおける取組状況についてでありますが、ステップ1の、(1)休業協力支援金につきましては、10万円又は20万円の支給と5万円の追加支給を合わせて、6月24日現在、207件の申請を受け付けており、124件、1,770万円の支給を実施したところであります。
 次に、(2)中小企業者等融資事業につきましては、融資限度額等の拡大を行い、6月24日現在、83件、12億6906万円の申込みを受け、順次融資を実行しているところであり、融資額は、前年同月と比べ、約4倍となっているところであります。
 次に、(3)特別定額給付金につきましては、市内の対象となる2万8,001世帯のうち、6月24日現在、2万6,179件、55億3,150万円の給付を行っており、対象世帯の約93.5パーセントに対する給付を終えているところであります。
 次に、(4)子育て世帯臨時特別給付金につきましては、6月24日現在、3,422世帯に対し、5,601万円の給付を実施したところであります。
 次に、(5)生活困窮者に対する住居確保に係る給付金につきましては、6月24日現在、13世帯に対し、延べ15か月分、48万9,000円の給付を実施したところであります。
 次に、ステップ2の実施状況についてでありますが、(1)休業協力支援金の追加支給につきましては、国の緊急事態宣言の延長に伴う追加支給であり、ステップ1の休業協力支援金と一体的に実施しているところであります。
 次に、(2)売上が減少した小規模事業者への臨時支援金につきましては、6月5日から申請受付を開始し、6月24日現在、4件の申請を受けているところであり、1回目の支給として、6月26日に、2件、20万円の支給を予定しているところであります。
 次に、(3)飲食店のプレミアム付きチケット販売の支援につきましては、6月6日から実行委員会によるチケット販売を開始し、6月24日現在、2,602冊、902万2,500円の販売がされているところであり、売り上げにつきましては、随時、指定された店舗に配分されているところであります。
 次に、(4)テレワーク場所の確保につきましては、市内の宿泊施設と連携し、6月8日から受付を開始しており、6月24日現在、18件の利用があったところであります。
 次に、(5)市外在住の本市出身学生への、ふるさと納税返戻品の送付につきましては、6月5日から受付を開始し、6月24日現在、151件の申請を受け付けており、7月以降に順次発送を予定しているところであります。
 次に、(6)医療、福祉事業所等への臨時支援金の支給につきましては、6月8日に対象事業者への周知を実施し、対象となる191法人等のうち、145件の申請を受け付けており、7月上旬までに2,005万円の支給を予定しているところであります。
 次に、(7)ひとり親への臨時給付金につきましては、6月30日に、対象の481世帯に対し、1,216万円の給付を予定しているところであります。
 次に、(8)小中学校へのスクールサポーター派遣につきましては、6月15日に広報及び市ホームページに掲載し、職員の募集を開始したところ、定員を超える応募をいただいたところであり、任用が決定した方々を7月上旬に各小中学校へ派遣いたします。
 次に、(9)会計年度任用職員による緊急雇用につきましては、5月29日から募集を開始し、募集枠5人に対し、4人の応募があり、現在3人を任用しているところであります。なお、追加募集につきましては、今後の雇用情勢等を注視しながら検討してまいりたいと考えております。
 次に、(10)防災備蓄、消防資機材、庁舎感染予防対策などにつきましては、災害が起きた際に必要な避難所用の簡易間仕切り等の備蓄のほか、救急などの際に必要な感染防止衣など、感染症対策に係る必要物品を早急に整備してまいります。
 次に、ステップ3の取組についてでありますが、PCR検査センターにつきましては、北海道からの委託を受け、本市が運営主体となり、北広島医師会からの医師等の派遣により、患者からの検体採取を行う予定としております。このことにより、これまでの千歳保健所を中心とした検査体制に、新たな検査体制が加わることとなり、市民の安全・安心な日常生活の確保、市内医療体制の維持につながるものと考えております。
 ステップ3のその他の取組についてでありますが、(2)ひとり親への臨時特別給付金につきましては、1世帯につき5万円、第2子以降はさらに1人につき3万円を給付いたします。
 次に、(3)新生児に係る臨時定額給付金につきましては、国の特別定額給付金の基準日の翌日以降、緊急事態宣言中に生まれた新生児に対し、市独自の制度として、1人につき10万円を給付いたします。
 次に、(4)子育て支援施設等の感染症対策につきましては、保育所等に消毒物品や空気清浄機等を整備いたします。
 次に、(5)小中学校の感染症対策につきましては、児童生徒用の飛沫防止ガード及びフェイスシールド、扇風機や網戸等を整備いたします。
 次に、(6)文化施設の感染症対策につきましては、サーマルカメラや図書消毒機等を設置いたします。
 今後につきましても、新型コロナウイルス感染症の状況、地域経済や市民生活への影響を見極めながら、市民の皆様の安全・安心に向けた取組を進めてまいります。

第6次北広島市総合計画の基本構想について

 次に、第6次北広島市総合計画の基本構想についてでありますが、現計画から継承したまちづくりのテーマ「自然と創造の調和した豊かな都市」や、めざす都市像「希望都市」「交流都市」「成長都市」に加え、新たにボールパーク構想や各地区のまちづくりに関する基本的方向を位置付けたところであります。
 現在の第5次総合計画につきましては、私が平成17年に市長に就任し、市民の皆様とともに作成した計画であります。
 この10年間のまちづくりにつきましては、人口減少が進む中、持続可能な行政運営を目指し、定住人口の増加に向けた取組、小中一貫教育の推進、輪厚工業団地の造成、新庁舎・保健センターの整備、そして北海道日本ハムファイターズ新球場誘致など、将来を見据えた、次の時代につながる様々な事業に着手してきたところであります。
 本日、基本構想の議決をいただきましたが、今後につきましては、基本構想に掲げる将来像を実現するための基本計画及び推進計画の作成を進め、未来に向かって着実に成長するまちを目指してまいります。

ボールパーク構想の推進について

 次に、ボールパーク構想の推進についてでありますが、4月13日、新球場「エスコン フィールド HOKKAIDO」の起工式が執り行われ、株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメントの川村社長や、北海道日本ハムファイターズの栗山監督のほか、関連企業及び関連機関の関係者が出席したところであります。
 当日は新型コロナウイルス感染症対策を徹底し、人数を最小限に絞り、快晴の中、短い時間ではありましたが、無事に終了したところであります。
 新球場及び周辺道路の工事につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策を講じながら予定通り進めているところであります。
 次に、北海道ボールパークFビレッジに整備される施設についてでありますが、Fビレッジ内につきましては、開業から20年間、エリアごとに5段階に分けて整備される予定となっておりますが、フェーズ1の施設配置計画としましては、ホテルやレストランのほか、温浴施設を併設したホテル、子供向け遊戯施設、キッズプレイグランド、ゲストハウス、一棟型の宿泊施設であるヴィラなどが計画されており、現在、ファイターズ側において事業パートナーの選定が行われているところであります。
 次に、北海道ボールパークFビレッジ周辺施設への対応についてでありますが、周辺には北広島高校や札幌養護学校共栄分校、北ひろしま福祉会の各施設がありますが、これら周辺施設には、工事内容やスケジュール等、情報を共有しながら、適宜、協議・打合せを行っているところであります。
 また、札幌養護学校共栄分校においては、工事による土ぼこりの影響もあるとのことから、ファイターズ及び大林組により、教室の窓への防塵フィルターの設置や、夏場の暑い時期の対策として冷風機の購入などの対応がなされたところであります。
 次に、芝の損傷等で使用が制限されておりました緑葉公園野球場についてでありますが、株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメントとの連携事業による地域貢献の一環として、外野芝生の再生等の改修をしていただいたところであり、5月19日には、北海道日本ハムファイターズのスポーツ・コミュニティー・オフィサー 稲葉篤紀氏に、感謝状を贈呈したところであります。
 次に、学校教育との連携についてでありますが、6月15日、広葉中学校において、北海道日本ハムファイターズのスペシャル・アドバイザー 田中賢介氏によるキャリア教育授業が行われ、これから将来を考えていく子どもたちの心に響く取組になったものと考えております。
 次に、ボールパーク推進期成会プロジェクトチームの設立についてでありますが、ボールパーク構想の推進に関し、市内関係機関の若手が中心となり、柔軟で活発な機運醸成活動の実施に向け、取組をスタートしたところであります。

 以上、3項目についてご報告させていただきました。

質疑応答

新型コロナウイルス感染症対策に係る北広島市の取り組みについて

北海道放送

PCR検査センターについて、これはステップ3の中で、今日の補正予算の中で可決されたということですね。予算規模ですとか、いつ頃から稼働するかとか、具体的な細かい内容がもし分かればお教え願いたいです。

市長

現在、北広島医師会にお願いをしようということで、協議をしております。できるだけ我々も早くやりたいと思っておりますが、時期はいつからというのはなかなか言えないものでありまして、さらに詳しい協議をしながら進めてまいりたいと思っております。

企画財政部長

予算規模につきましては、29,181千円となっております。

第6次北広島市総合計画の基本構想について

北海道建設新聞

現在の第5次総合計画のこれまでの手ごたえと、次期総合計画で進めたい、優先的な課題やまちづくりへの課題があれば教えてください。

市長

平成23年からの10カ年につきましては、ほぼ順調にいったのではないかと思っているところであります。これから人口が減少するという状況でありますので、将来特に子供たちのためにこのボールパークは進めていかなければならないと思っていて、ボールパークという一つの大きな項目を入れさせていただきました。

ボールパーク構想の推進について

北海道放送

コロナウイルスの影響などがあり、ボールパーク構想などへの影響についての認識を伺いたいと思います。アフターコロナと言われている中で、ボールパークについての進め方や考え方、どういう場所にしていくかということへの影響はあるのでしょうか。

市長

北海道日本ハムファイターズは企業の方に工事発注をいたしましたので、2023年を目指して、今工事が進められております。そういう部分は影響なく淡々と進むのではと思っているところではありますが、道路の整備がありますが、これは国等の補助も予定をしているところであります。この度のコロナウイルスの関係で、国の支出の額も相当あったということで、これからの来年度以降の予算がどうなるかということははっきりとしていない状況でありますので、国の動向を注視していかなければならないと思っております。また、ボールパークにつきましては、北海道のシンボルということで位置付けておりまして、北広島市・北海道の経済に大きく貢献していただけるということと、市民・道民に夢と希望を与えてくれる場所というのは変わらないと思っております。

北海道新聞

今年度の一般会計予算は今までで最大規模でしょうか。また、新型コロナの関係で市の単費持ち出しも多くなるかとは思うのですが、ボールパークの開業を控えて今後市民の方々にどう理解を求めていくか、お考えをお聞かせいただきたいと思います。

市長

予算はこれまでで最大です。ボールパークとの絡みでありますが、これまでも市民の皆さんには丁寧に説明はさせていただきましたので、国の状況等我々もわからないことはありますが、その都度説明していきたいと思っております。

北海道新聞

今後市民説明会などを利用してということでしょうか。

市長

丁寧な市民説明会はしていかなければならないと思っております。

北海道テレビ

コロナによるボールパークへの影響はということで、特になく進むと思うということでしたが、工期的にも予算的にも今のところ変更はなさそうだと捉えてよろしいでしょうか。

市長

工事は今年着工いたしました。今のところ順調に進んでいるということであります。

その他

北海道新聞

出光興産北海道製油所に関する宿泊予約の大量キャンセルについて、千歳のホテルから道の副知事に対して保証を求める要望があったと思います。北広島市のホテルでも約4千泊のキャンセルが生じ、小さくない影響が出たと思いますが、それに関しての受け止めと今後の対応についてお考えのことがあればお聞かせください。

市長

クラッセホテルにつきましては、そういうことがあったということでありまして、道に申し入れはしたことでありまして、当市としてもできるだけ多くの方に泊まっていただければということで、様々な対応策について検討しておりますが、今のところ企業に申し入れをするなどは行っていないところであります。
(以上)

※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。

お問い合わせ先

企画財政部 政策広報課
電話:011-372-3311(代表)

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