新型コロナウイルス感染症に係る市長緊急記者会見記録（令和2年3月6日）

日時

令和2年（2020年）3月6日（金）18時30分から

会場

北広島市役所5階委員会室

市長コメント

本日、北海道より北広島市民1名の方が新型コロナウイルスに関連した、感染症の患者として確認されたとの連絡がありましたので、お知らせいたします。

この患者は、道内87例目となり、濃厚接触者を含めた積極的疫学調査を所管保健所が確実に行う旨の報告を受けているところであります。

患者の概要ですが、年代は70歳代、性別は男性、居住地は北広島市、無職で国籍は日本であります。

患者の状況等ですが、
2月27日 38度の発熱、管内医療機関A受診
3月3日 発熱、管内医療機関B受診
4日 発熱、管内医療機関C受診
5日 札幌市衛生研究所において検査し、陽性と判明

現在、管外指定医療機関Dへの入院に向け調整中であります。
また、海外渡航歴はなく、濃厚接触者、行動歴は現在調査中とのことであります。

次に、本市における新型コロナウイルス感染対策についてでありますが、これまでに4回の対策検討会議を開催し、対応策を実施しております。

市の対策方針として、市主催の会議・イベント等の原則禁止、市民への正確な情報の発信、市職員自身の感染防止対策の徹底等を指示しております。

市立小中学校につきましては、2月27日から3月25日まで臨時休業としたほか、市内公共施設を、3月19日まで閉館としております。

学童クラブにつきましては、保護者が働いている家庭への影響を考慮し、3年生以下に限り3月5日から、受け入れを再開しております。（土日を除く）。

市内保育園につきましては、通常どおり開園しております。

障がい児等の通所支援も行っております。

子ども発達支援センターにおきましては、3月5日から個別指導等を行っております。

市庁舎等の開設中の市有施設については、入口等への手指消毒薬の設置、トイレ内への手拭用ペーパータオルの設置や（一部施設のみ）、感染予防等に係る張り紙を掲示しております。

今後に向けましても、引き続き北海道と連携し、新型コロナウイルス感染の拡大や蔓延を防ぎ、市民の生命・健康を最優先に考え、対応してまいります。