多様な性のあり方について
掲載日:2020年11月11日
あなたは、「多様な性」についてどのくらい理解していますか。
近年、多様な性を認め合おうという動きが少しずつ広がってきていますが、まだ性的マイノリティ(少数者)に対する差別や偏見がなくなったとは言えません。
性的マイノリティは少数であるがゆえになかなか理解されず、特殊なものと思われがちですが、それは違います。
人はそれぞれ性格も違いますし、考え方も違います。
好きなものや好きな人、お気に入りの服なども人それぞれです。
性のあり方もそれと同じこと。
自分の性別をどう感じているか。どんな人が好きか。どんな服を着たいか。
それは自分の気持ちが決めることで、人と同じじゃなくていいのです。
周りの無理解によって傷つく人を作らないために、そしてすべての人が自分らしくいられるような社会を作っていくために、性の多様性についての理解を深め、お互いを尊重し合える社会を作っていきましょう。
性(セクシュアリティ)は、「自分の性別が何であると感じているか」という要素のほかに、「好きになる相手の性別」や「しぐさ」、「言葉遣い」、「服装」といった要素もあり、人の数だけバリエーションがあるといわれています。
以下では、性の要素として挙げられることの多い4つの要素を紹介します。
性的指向や性自認は、生まれ持ったものであり、自分の意思や治療で変えられるものではありません。お互いに受容し尊重しあうことが大切です。
そのため、性的マイノリティの方の総称として、LGBTQやLGBTsと言ったりします。
民間調査(株式会社電通ダイバーシティ・ラボ「LGBT調査2018」)によると、LGBTは日本の人口の8.9パーセントを占めるという結果が出ています。これは、左利きの人やAB型の人とほぼ同じ割合とも言われています。
あなたの周りに当事者の方がいないのではなく、周りに打ち明けることができないために、その存在に気づくことができないのです。
6色の虹がLGBTのシンボルとされています。レインボーグッズなどを身に着けることで、アライであると意思表示ができ、性の問題で悩む方へのメッセージになります。
次のような言葉は差別的・侮辱的なニュアンスにとられやすいので、使わないよう配慮しましょう。
電話:011-372-3311(代表)
近年、多様な性を認め合おうという動きが少しずつ広がってきていますが、まだ性的マイノリティ(少数者)に対する差別や偏見がなくなったとは言えません。
性的マイノリティは少数であるがゆえになかなか理解されず、特殊なものと思われがちですが、それは違います。
人はそれぞれ性格も違いますし、考え方も違います。
好きなものや好きな人、お気に入りの服なども人それぞれです。
性のあり方もそれと同じこと。
自分の性別をどう感じているか。どんな人が好きか。どんな服を着たいか。
それは自分の気持ちが決めることで、人と同じじゃなくていいのです。
周りの無理解によって傷つく人を作らないために、そしてすべての人が自分らしくいられるような社会を作っていくために、性の多様性についての理解を深め、お互いを尊重し合える社会を作っていきましょう。
性の4つの要素とSOGI
人間の性(セクシュアリティ)は、男性と女性の2種類だけに分けることはできません。性(セクシュアリティ)は、「自分の性別が何であると感じているか」という要素のほかに、「好きになる相手の性別」や「しぐさ」、「言葉遣い」、「服装」といった要素もあり、人の数だけバリエーションがあるといわれています。
以下では、性の要素として挙げられることの多い4つの要素を紹介します。
性の4要素
- からだ(生物学的・身体的)
- こころ(性自認)
- ふるまい(性表現)
- 恋愛対象(性的指向)
SOGI(ソジ・ソギ)
性的指向(Sexual Orientation)、性自認(Gender Identity)の頭文字をとって「SOGI」と言います。性的指向や性自認は、生まれ持ったものであり、自分の意思や治療で変えられるものではありません。お互いに受容し尊重しあうことが大切です。
LGBTとは
Lはレズビアン(Lesbian)、Gはゲイ(Gay)、Bはバイセクシャル(Bisexual)、Tはトランスジェンダー(Transgender)の頭文字で、性的マイノリティを表す言葉として使われます。- L(レズビアン):同性を好きになる女性
- G(ゲイ):同性を好きになる男性
- B(バイセクシャル):異性を好きになることもあれば、同性を好きになることもある人
- T(トランスジェンダー):身体の性と心の性が異なる人
そのため、性的マイノリティの方の総称として、LGBTQやLGBTsと言ったりします。
民間調査(株式会社電通ダイバーシティ・ラボ「LGBT調査2018」)によると、LGBTは日本の人口の8.9パーセントを占めるという結果が出ています。これは、左利きの人やAB型の人とほぼ同じ割合とも言われています。
あなたの周りに当事者の方がいないのではなく、周りに打ち明けることができないために、その存在に気づくことができないのです。
カミングアウトとアウティング
カミングアウト
自分が性的マイノリティの当事者であることを、自らの意思で他者に伝えることを言います。友人や家族などからカミングアウトされたら、自分を信頼して勇気をもって打ち明けてくれたということをよく考え、まずはじっくり耳を傾け、相手の思いを受け止めましょう。アウティング
他者のセクシュアリティを、その人の同意なしに、第三者に伝えてしまうことを言います。アウティングは、本人のプライバシーに関わる重大な人権侵害です。本人の許可なしに、決して他人に話してはいけません。Ally(アライ)とは
性的マイノリティを理解し、支援する人のことを言います。6色の虹がLGBTのシンボルとされています。レインボーグッズなどを身に着けることで、アライであると意思表示ができ、性の問題で悩む方へのメッセージになります。
Allyになろう
まずは、差別的な言動を控えることから始めてみませんか。自分の周りにはいないからと思って、面白おかしく話題にしたりしていませんか。カミングアウトできていない人はたくさんいます。軽い気持ちで発した言葉でも、傷つく人がいるということを意識しましょう。次のような言葉は差別的・侮辱的なニュアンスにとられやすいので、使わないよう配慮しましょう。
- ホモ/レズ
- オカマ/おなべ/オネエ/ニューハーフ
- おとこおんな
- 男(女)っぽい
- なんで結婚しないの?/なんで彼氏(彼女)いないの?
- いつまでも結婚しないけど、そっち系なの?
- 同性愛とか気持ち悪い
相談窓口
身体の性と心の性が一致しないことや、好きになる性などにお悩みであれば、一人で抱え込まず、相談してください。お問い合わせ先
市民環境部 市民生活課電話:011-372-3311(代表)