消火器の不適切な訪問販売・点検に注意してください
掲載日:2018年5月23日
消火器の不適切な訪問販売・点検に注意してください。
先日、使用期限が切れた古い消火器であることを秘し、北海道内で販売したことなどにより、容疑者が逮捕されるという事案が発生しました。これまでも消防職員や消火器製造メーカー、点検契約業者などを装った消火器の悪質訪問販売や不適切な点検によるトラブルが発生しておりますので注意してください。
個人・一般家庭での主なトラブルの内容は・・・
- 「消防署から依頼を受けた。」
- 「住宅にも消火器設置が義務付けられました。」
- 「そろそろ交換の時期ですよ。」
- 「古い消火器を回収します。」
一般家庭に消火器を置かなければならないという法的義務はありません。
消防職員が消火器を販売したり、業者に依頼したりすることはありません。
事業所での主なトラブルの内容は・・・
- 消火器製造メーカーや従前点検業者を装い、点検整備や消火薬剤の詰め替えを実施し、高額な代金を請求する。
- 代金の請求を拒むと高圧的な態度をとられたり、消火器を返還しないと言われる。
トラブル防止のポイントとして
- 正確な社名を確認しましょう。
- みだりにサインをしない。「怪しい」と感じたらその場で点検を拒否しましょう。不審な点がある場合は契約業者に確認しましょう。
- 「契約書」を「消火器預り証」「作業確認書」と偽って、サイン・押印を求めてきます。そのような時はすぐに応じず、かならず内容を確認しましょう。
- 料金をその場で支払ったり、払う約束は、絶対にしない。
お問い合わせ先
消防本部 予防課電話 011-373-9119