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山菜採りなどでの遭難事故等に注意しましょう

豊かな自然に恵まれた北海道では山菜採りなどが広く親しまれており、本市においても手軽に楽しむことができる余暇活動のひとつとして親しまれています。
しかしながら、道内では例年5月から6月と、9月から10月に遭難等の事故が多く発生しています。
山菜採りなどでの遭難等の事故を防ぐために、次のことに注意しましょう。

行き先、帰宅時間を必ず家族などに伝えましょう

自分だけの秘密の場所にしてしまうと、万一の場合、捜索が遅れることになります。

一人では行かないようにしましょう

山菜採りなどに夢中になり、方向を見失い迷うことがあります。同行者がいればお互いに位置を確認しあうことができます。お互いの声の聞こえる範囲内で行動しましょう。
また、万一の場合、一人が救助を求めることができます。

服装等は重装で、目立つ色のものを身に着けましょう

赤や黄色系の服装が目立ちます。同行者へ自分の位置を知らせたり、万一の場合、発見されやすくなります(万一の場合、目立つ色のタオルを携帯しておくと、捜索のヘリコプターへの合図などにも使うことができます)。
天候の急変に備え、雨具や保温効果の高い被服を携帯しましょう。

携帯電話・無線機・GPS機器などを携帯しましょう

十分に充電した携帯電話・無線機・GPS機器などを携帯しましょう。
笛、ラジオ等はクマ除けや自分の位置を知らせることに役立ちます。
入山、入林したコースの目標物にラジオなど音の出る物を吊るしておくと自分の位置を知るには効果的です(足下ばかり見て方向がわからなくことがあります)。
入山、入林したコースの要所にテープやリボンなどで目印を付けると、万一の場合に役立ちます。
懐中電灯やペンライト、鏡、発煙筒、時計、方位磁針、ライターなどを持参しましょう(山火事には注意しましょう)。
水や食料(アメやチョコレート、ビスケット、乾パンは非常食になります)を携帯しましょう。
傷薬や持病薬を携帯しましょう。

天候の急変が予想される場合など、早めに下山、退林しましょう

自分や同行者の体調に合わせて無理せず行動しましょう。
がけや急斜面など危険な場所は避けましょう。
日没前には下山、退林しましょう。
無理だと思ったときは、潔く引き返しましょう。

クマの出没情報などに注意し、危険な動植物には近づかないようにしましょう

クマの出没情報のある地域や、出没注意などの看板がある場所への立ち入りは避けましょう。
クマに出会ってしまった場合、クマがこちらに気づいていないときは、その場を静かに立ち去りましょう。クマがこちらに気づいているときは、クマの移動する方向を見定めながら、慌てず静かに立ち去りましょう。それでもクマが近づいてきたときは、クマから視線をはなさずクマの動きを見ながらゆっくりと後退しましょう。
クマに出会ったり、足跡やフンなどの痕跡を見つけた場合は、市役所、警察などに情報を提供いただくようお願いいたします。

山林で迷ったときは落ち着いて行動しましょう

迷ったときは、まず、冷静に自分の位置がどこなのか判断しましょう。
むやみに歩き回らず、体力を温存し、落ち着いて捜索を待つなど慎重に行動しましょう。
万一の場合、家族等から捜索願いが出され、捜索・救出が行われますので、発見されやすい場所、野宿に適した場所を早めに探しましょう。
日没後は歩き回らないようにしましょう。
笛を吹いたり、ラジオの音量を上げることは捜索者へ自分の位置を知らせることになります。
必ず捜索が行われるので、望みを捨てず頑張りましょう。
収穫物はあきらめましょう。

お問い合わせ先

経済部 農政課
電話:011-372-3311(代表)

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