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特別警報、警報、注意報とは

気象台では、大雨や強風などによって災害が起こるおそれのあるときは「注意報」を、重大な災害が起こるおそれのあるときは「警報」を、さらに、重大な災害が起こるおそれが著しく大きいときは「特別警報」を発表して注意や警戒を呼びかけます。

特別警報、警報、注意報などの持つ意味

特別警報

平成25年(2013年)8月から、警報の発表基準をはるかに超える豪雨等が予想され、重大な災害の危険性が著しく高まっている場合に、「特別警報」を発表し、最大限の警戒を呼びかけます。

警報

「警報」とは、重大な災害が起こるおそれのあるときに警戒を呼びかけて行う予報です。

注意報

「注意報」とは、災害が起こるおそれのあるときに注意を呼びかけて行う予報です。

記録的短時間大雨情報

大雨警報が発表されているときに、数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を観測、または解析したことを発表する情報です。
現在の降雨がその地域にとって希な激しい状況であることを周知するために発表します。

特別警報、警報、注意報の種類

「特別警報」は6種類(北広島市では4種類)、「警報」は7種類(北広島市では5種類)、「注意報」は16種類(北広島市では13種類)発表されます。

特別警報

大雨(土砂災害、浸水害)、暴風、暴風雪、大雪
北広島市では発表がないもの:波浪、高潮

警報

大雨(土砂災害、浸水害)、洪水、暴風、暴風雪、大雪
北広島市では発表がないもの:波浪、高潮

注意報

大雨、洪水、強風、風雪、大雪、雷、融雪、濃霧、乾燥、なだれ、低温、霜、着雪
北広島市では発表がないもの:波浪、高潮、着氷

特別警報、警報、注意報が発表された際に取るべき行動

特別警報

  • 経験したことのないような異常な現象が起きそうな状況です。ただちに命を守る行動をとってください。
  • この数十年間災害の経験が無い地域でも、災害の可能性が高まっています。油断しないでください。
  • 市からの避難勧告等に従い直ちに避難所に避難して下さい。
  • 外出が危険なときは、家の中で少しでも安全な場所に移動しましょう。
  • 冷静な判断が大事です。周囲の状況に応じた行動をとって下さい。
  • 「特別警報が発表されない」は「災害が発生しない」ではありません。注意報、警報等を活用し、早めの行動をとることが大切です。
家族で避難する様子のイラスト

警報

警報が発表された場合、災害の発生が予想されます。非常持出品、避難経路などご家族で確認して、万が一に備えましょう。
家族で確認し合うイラスト

注意報

大雨・洪水・強風などの注意報が発表されたら、天候や災害に関する情報をテレビ、ラジオ、インターネット等から収集して下さい。警報発表の可能性を知らせる場合もあります。
テレビやラジオから情報収集しているイラスト

警戒レベルとの関係


土砂災害・洪水に関しては、以下のとおり警戒レベルと対応しています。それぞれの情報を参考に取るべき行動は以下のとおりです。

「警戒レベル1 最新情報に注意」について

最新の防災気象情報等に留意するなど、災害への心構えを高めてください。
  • 気象庁等の情報:早期注意情報(※大雨に関して、翌日までの期間に[高]又は[中]が予想されている場合)

「警戒レベル2 避難方法などの確認」について

ハザードマップ等により、災害が想定されている区域や避難先、避難経路を確認してください。
  • 気象庁等情報:大雨注意報、洪水注意報

「警戒レベル3 高齢者等避難」について

避難に時間を要する人(ご高齢の方、障がいのある方、乳幼児等)とその支援者は危険な場所から避難してください
高齢者等以外の人も、必要に応じ普段の行動を見合わせたり、いつでも避難ができるよう準備し、身の危険を感じる方は自主的に避難してください
  • 気象庁等の情報:大雨警報、洪水警報
  • 北広島市が「高齢者等避難」発令

「警戒レベル4 避難指示」について

危険な場所から速やかに全員避難してください。外出することがかえって命の危険をが及ぶような状況では、近くの安全な場所への避難や、自宅内のより安全な場所に避難してください
  • 気象庁等の情報:土砂災害警戒情報
  • 北広島市が「避難指示」発令

「警戒レベル5 緊急安全確保」について

すでに災害が発生、または発生している危険性が極めて高い状況です。命を守るための最善の行動をとってください。
  • 気象庁等の情報:大雨特別警報
  • 北広島市が「緊急安全確保」発令(※すべての災害状況を確実に把握できない可能性があるため、必ず発令されるものではありません。)

特別警報の発表基準

種類 基準
大雨 台風や集中豪雨により数十年に一度の降雨量となる大雨が予想され、若しくは、数十年に一度の強度の台風や同程度の温帯低気圧により大雨になると予想される場合
暴風 数十年に一度の強度の台風や同程度の温帯低気圧により暴風が吹くと予想される場合
暴風雪 数十年に一度の強度の台風と同程度の温帯低気圧により雪を伴う暴風が吹くと予想される場合
大雪 数十年に一度の降雪量となる大雪が予想される場合

(注意)

発表にあたっては、降水量、積雪量、台風の中心気圧、最大風速などについて過去の災害事例に照らして算出した客観的な指標を設け、これらの実況および予想に基づいて判断しています。

北広島市における警報、注意報などの発表基準

北広島市は府県予報区では「石狩・空知・後志地方」、一次細分区域では「石狩地方」、市町村等をまとめた地域は「石狩南部」に含まれます。
警報・注意報は、気象要素が基準に達すると予想された区域に対して、原則として個別の市町村を発表区域として発表されます。

記録的短時間大雨情報の発表基準 1時間雨量:100ミリメートル


※警報・注意報発表基準については、一覧表(気象庁ホームページへリンク)も参照してください。
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お問い合わせ先

総務部 危機管理課
電話:011-372-3311(代表)

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