消防団とは
掲載日:2012年6月1日
消防団は、消防本部や消防署と同様に、消防組織法に基づき、それぞれの市町村に設置される消防機関です。地域における消防・防災のリーダーとして、平常時・非常時を問わずその地域に密着し、住民の安心と安全を守るという重要な役割を担います。
総務省消防庁のホームページ http://www.fdma.go.jp/syobodan/
電話:011-373-3100
消防団
全国には約2,300の消防団があります。消防団員は管轄区域内に居住又は勤務しているため、地域に密着しています。また、消防団員数は消防職員数の約6倍いるため、災害などへの高い要員動員力があります。そして、日頃の教育訓練により災害対応の技術・知識を習得しているため、高い即時対応力があります。消防団員
全国には約88万人の消防団員がいます。消防団員は自営業やサラリーマンなどの仕事を持ちながら「自らの地域は自らで守る」という崇高な郷土愛護の精神に基づき、消防活動を行う権限と責任を有する非常勤特別職の地方公務員です。市街地では、常備消防職員が中心となって災害活動を行うため、消防団は災害対応の支援を行いますが、人口が集中していない地域では、消防団が常備消防職員より早く災害現場へ到着するため、消防団が中心となって災害活動を行うこともあります。常備消防職員と消防団員の違い
- 常備消防職員は、一般の地方公務員で消防署などに勤務しています。
- 消防団員は、特別職の地方公務員で自宅・職場から出動する非常勤職員です。
消防団の活動
火災発生時における消火、地震や風水害といった大規模災害発生時の救助・救出、警戒巡視、避難誘導、災害防御などを行います。平常時においては、訓練・応急手当の普及指導、住宅への防火指導、特別警戒、広報活動などに従事します。消防団員の身分・処遇は
非常勤特別職の地方公務員となり、次の手当などが支給されます。- 年間を通じての活動に対する報酬
- 火災などの災害出動、訓練などの出動手当
- 一定の期間勤続して退団した場合の退職報償金
- 消防団活動での負傷や事故を補償する公務災害補償制度
- 消防団員活動に必要な被服の貸与
ご案内
消防団の概要・活動内容については下記の総務省消防庁のホームページでも見ることができます。総務省消防庁のホームページ http://www.fdma.go.jp/syobodan/
お問い合わせ先
消防本部 総務課電話:011-373-3100