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犯罪のない安全で安心なまちづくり条例

掲載日：2015年6月1日

北広島市では、犯罪のない安全で安心なまちを目指し、市、市民、関係機関が連携し、行動していくための基本となる「犯罪のない安全で安心なまちづくり条例」を平成21年（2009年）4月1日から施行し、この条例の基本理念のもと、安全で安心して生活することができるまちづくりを進めます。

北広島市犯罪のない安全で安心なまちづくり条例

PDF条例本文 (118.4KB)

条例制定の経緯

北広島市では、各地域での自主防犯ボランティア団体の結成や青色回転灯装着車両によるパトロール隊の発足など防犯意識の高まりにより、犯罪件数も減少しておりますが、全国的には依然として、通り魔的事件や、子どもへの声かけ事案が発生するなど、犯罪が後を絶たない状況にあります。
そのため、今後も継続した犯罪防止のための活動や犯罪の防止に配慮した生活環境の整備等の取り組みが重要であると考え、市民の暮らしを守る基本理念や市、市民等の役割について定める『条例』を制定することとしました。

平成20年（2008年）5月　市民会議設置（素案の検討)
平成20年8月　パブリックコメント（条例案への市民意見募集）
平成20年12月　平成20年第4回定例市議会に提案
平成20年12月19日条例制定
平成21年4月1日　条例施行

北広島市安全で安心なまちづくりを考える市民会議（平成20年5月～12月）

平成20年5月、条例制定に向け、地域団体や関係機関等市民の皆さんと行政機関が協働で「安全で安心のまちづくり」を推進するため、市民会議を設置しました。この市民会議では、誰もが安心して暮らせる地域社会を確保するため、犯罪、事故等から市民の暮らしを守る基本理念や、それぞれの役割、連携について考えます。

条例の必要性と効果
市民会議　委員名簿
PDF市民会議の開催要領 (64.2KB)
PDF今後のスケジュール (66.7KB)
安全で安心なまちづくりを考える市民会議会議録

条例の必要性と効果

条例策定の背景（必要性）

内閣府が平成16年（2004年）に実施した「治安に関する世論調査」で、「ここ10年間で日本の治安はよくなったと思うか」という設問に対して、悪くなったと感じている者の割合が86.6％、「自分や身近な人が犯罪に遭うかもしれないと不安になることが多くなったと思うか」という設問に対しても、多くなったと感じているものが80％を超えている。
本市（厚別警察署管内）における犯罪件数は、数年前から減少に転じてはいるが、都市化の進展と共に都市型犯罪が増加する傾向にある。
全国的にも凶悪犯や低年齢化、自己中心的・短絡的な犯罪が発生している。
治安に対する市民の不安が拡大し、防犯や暴力追放の市民ニーズが増大している

条例制策定の効果

「安全で安心な暮らし」という市民共通の目標に向かう全市的な気運及び市民一人ひとりの安全意識が高まる。
市の安全施策に対する基本姿勢が明確になる。
市、市民、事業者の協働による効果的かつ継続的な取り組みが進む。
これまで自主的に活動してきた市民組織や市民活動団体の意欲が一層高まる。
安全で安心なまちづくりを総合的に推進するための推進体制が整う。

条例に盛り込む内容

目的
基本理念
市、市民、事業者の責務
市の基本的な施策
推進体制の整備
活動支援
その他

地域の取組

各地区見守り防犯活動
青色回転灯装着防犯パトロール
街路灯設置
その他

市民会議関係機関

防犯協会連合会
暴力追放推進協議会
自治連合会（町内会・自治会）
社会福祉協議会
商工会
PTA連合会
警察
各種防犯活動団体
学校

市民会議　委員名簿

任期　平成20年5月8日から条例議案の市議会提出まで
【敬称略：氏名は市民会議開催要領3の組織順】

		氏名	所属
1	座長	嶋影　三夫	北広島市防犯協会連合会
2		山根　勧	北広島市暴力追放運動推進協議会
3		大川　壽雄	北広島市自治会連合会
4		川島　光行	北広島市社会福祉協議会
5		佐藤　峰子	北広島商工会
6		吉川　進	北広島市PTA連合会
7		大久保　悟	北海道札幌方面厚別警察署北広島交番所長
8		麻生　昌裕	大曲青色灯車防犯パトロール隊（大曲地区連合町内会会長）
9		斉藤　兼義	緑陽中学校区健連協青色回転灯装着パトロール隊
10		浅香　光雄	東部南地区防犯パトロール隊（東部南地区防犯協会会長）