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バス停留所の跡

バス停留所の跡の位置図

北広島団地に残るバス停留所の跡
束の間の賑わいを感じた場所の記憶

市道高台通線の両側に、車道が太くなった場所がある。ここは、昔バス停留所があった跡である。
近くで新聞販売店を営む方は「ここの停留所が廃止になったすぐ後、近くに『ショッパーズ・ヒロ』というスーパーができました。人も増えてきたころで、駐車場は自動車でごった返し、子供たちがやってきて賑(にぎ)わいがありました」と当時の様子を語る。
道営北広島団地の開発に伴い、団地内のバス路線は整備されていった。昭和48年(1973年)5月1日号の広報によると、この日から北広島団地内に停車するバスが運行された。
その後も急速に北広島団地の人口は増え続ける。昭和52年(1977年)6月15日号の広報では「要望の強かった第4住区のバス乗り入れについては、3月15日から実現することになりました。それに伴いコースの変更と新たなバス停ができました」と伝えている。このとき作られたのが、この停留所である。
しかし、団地がさらに開発されるとバス路線は経路変更のうえ延長され、この停留所は1年ほど経った昭和53年(1978年)3月31日限りでその役目を終えることとなったのである。
晩秋の午後、停留所跡に立つ。車通りの少ない道を、秋の風が抜けていく。その中に、かつて感じたであろう人いきれが抜けていったような気がした。

「写真:かつてバス停留所があった場所」
写真:かつてバス停留所があった場所

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