ここからサイト内共通メニュー

ここから本文です。

ばん馬競技大会

ばん馬競技大会が行われたあたりを示した図

村民が熱狂、ばん馬競技大会
馬と共に歩んだ歴史の一端を見る

北海道遺産に選定されている「北海道の馬文化」。本道の歴史は馬と共に歩み、幾多の困難を乗り越えながら開拓の青写真を描いてきた。
北広島でも開村(明治27年(1894年))当時から相当数の馬が飼養され、農耕用のほか運搬、移動など多目的に利用されていた。戦前には草競馬が行われていたともいわれている。
昭和33年(1958年)9月19日、村内で初めての「ばん馬競技大会」が現在の国道274号沿い共栄バス停留所の辺りで開催される。同年10月15日号の広報では、村内外から154頭の馬が参加し、近隣町村では一番盛大なものだったと伝えている。
共栄町に住む三木秀雄さんは「大会は、部落対抗のほか、他のまちの馬も参加するなど、農家の祭りとして開催されました。わたしは騎手としても参加していました。200mのコースには、土を高く盛った障害が二カ所あり、1トン近くある馬がそこを駆け上がるんです。観衆もおよそ1500人、大変賑わっていました。大会は運営費などの問題もあり、2年で終わってしまいました」と当時を語る。
ばん馬競技大会の日。たくさんの村民が、勇壮な馬体、迫力のレースに圧倒される。会場に満ちる馬の息づかい、ひづめの音、騎手の掛け声と歓声。およそ半世紀前、広島村「ばん馬競技大会」の記憶が共栄の地に眠っている。

ばん馬競技大会が行われた辺りを見る
ばん馬競技大会が行われたあたりの写真

広告欄

この広告は、広告主の責任において北広島市が掲載しているものです。
広告およびそのリンク先のホームページの内容について、北広島市が推奨等をするものではありません。

  • バナー広告募集中 詳しくはこちらから

本文ここまで

ここからフッターメニュー

ページの先頭へ戻る