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西の里小学校跡の古木

西の里小学校跡のカラマツ スモモの木の位置図

西の里小の学校敷地跡に残る古木
今も子どもたちをやさしく見守る

西の里南1丁目2番地。この場所に一本のスモモの木が残っている。
西の里郷土誌「風雪百年」によると西の里小学校の歴史は、103年前に始まる。その後、小学校は児童数の増加や学校教育制度の変革などにより場所・名称を幾度も変えた。明治33年(1900年)、椴山(現在の西の里322番地)に「野幌簡易教育所」が設置され、明治40年(1907年)、下野幌といわれた場所に移転した。
昭和4年(1929年)、小学校は今の西の里会館の辺りに移転し、その46年後、現在の位置に移ることになる。西の里に住む中川良明さんが小学校の記憶を語る。
「学校が会館の辺りに移った当時、周りは木々が茂り、国道と隣接した所は沢になっていたんです。そこに農家の納屋と見間違うような校舎が建っていました。昭和9年(1934年)ころ、敷地が手狭になったため10年間をかけて、住民が力を合わせ木を伐採し、沢を埋め立てました。カラマツやスモモの木を植えたのは、そのころだったと思います。あの木を見るたびに、果実を食べたり、登って遊んだ子供のころを懐かしく、昨日の事のように思い起こします」。
初夏、スモモの花が芳香を放つ。その下で、元気に遊ぶ子どもたちの姿。この地で60年余り生き続ける木は、今も子どもたちをやさしく包み込んでいる。

「写真:学校敷地跡(西の里会館隣)に残る古木」
写真:学校敷地跡(西の里会館隣)に残る古木

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