北広島市自転車利用者会議
掲載日:2009年2月27日
設立趣旨
平成9年度(1997年度)から整備が進められてきた「札幌北広島自転車道」は、札幌市の豊平川河畔からJR北広島駅までの21.2kmの自転車歩行者専用道路であり、平成16年度(2004年度)には札幌市と一本のラインで結ばれました。(札幌市白石区の札幌コンベンションセンターから豊平川までは未完成)。北広島市域は、野幌原生林に包まれた緑あふれる森が連なり、自然豊かなロケーションに恵まれています。さらに、沿道には「自転車の駅(計画中)」をはじめ、「学習の森」や「水辺の広場」といった利便施設を整備しています。サイクリングのみならず、森林浴や自然観察など多様な人々が楽しみ、学ぶことができる道路環境を整えました。
また、緩やかな道路勾(こう)配や独立した自転車歩行者専用道路であるため、子供からお年寄り、障がい者の方々も安心して利用可能な道路をめざし、「安全・安心の道」――ノーマライゼーションモデル道路――としても全国に例を見ない高い整備水準にあります。
エルフィンロードは、北広島市にとっては待望の自転車道であり、今日のエコ社会到来を予期した画期的なものであることは言うまでもありません。
このような社会資本の整備が進められた背景には、多くの市民が「クルマ社会」から人間優先の道づくりを熱望したことが上げられます。
利用者会議では、魅力にあふれた自転車道の完成を間近に控えて、多様な利用が可能な自転車道の活用、環境整備、市民参加のあり方など利用者の立場からあるべき方向性を検討し、自転車道利用の促進を図るものであります。
整備中の自転車道にて
舗装された自転車道にて
「学習の森」展望デッキにて
ここまでの活動内容
利用者会議は、自転車道の利活用についての会議を開き、実際に現場を訪れて見学会を開き、エルフィンロードをより良いものにする話し合いを続けてきました。会議の中では、「バリアフリー重視」の考えのもと、自転車道上のサインや案内板のデザインについて検討を加えました。利用にあたってのマナーについても話し合いを何度と持ち、自転車道の今後についても考えを深めました。また、市民のみなさんのご意見をお聞きするため、アンケートの実施なども行いました。「より良い自転車道にするために」――、会議のメンバー15人がいつも最初に考えていた言葉です。平成16年10月12日、市長に対し提言をもって会を閉じました 。
北広島市自転車利用者会議
- 会長 小山田 慶次(おやまだ けいじ)
- 他メンバー 9名
平成17年現在、北広島市自転車道利用者会議のメンバー有志が市民ユーザーの一員として、エルフィンロードを守り育てていく活動を目的に、「エルフィンロードクラブ」を結成し活動中。
清掃の様子(平成18年(2006年)4月23日)
お花見サイクリング(平成18年5月7日)
お問い合わせ先
建設部 建設総務課電話 011-372-3311 内線 4212