平和都市宣言
掲載日:2021年9月1日
昭和63年(1988年)4月1日 告示
平和都市宣言文
人類にとって、有史いらい今日ほど恒久の平和を求める声が広がりをみせている時代はありません。原爆の脅威を目のあたりにした日本国民が、広く世界に向けて平和の尊さを訴えていくことは極めて意義深いものがあります。
今日、平和を論ずるうえで核兵器の廃絶と大量殺りく兵器の禁止は国際的な重要課題であり、国内では非核三原則の遵守と共に戦争否定の理念が広く定着してきております。
一方、広範な緑の破壊にも起因する飢餓や病気が数多くの幼い生命を奪っている惨状も人道上の大きな命題となっております。
こうした現状を直視するとき、北広島市は憲法の精神に基づく恒久平和の実現を願う市民の意思をここに表明し、平和都市を宣言します。
宣言までの経過
平和都市宣言については、昭和57年(1982年)から宣言を求める住民グループの陳情が相次ぎ、昭和62年(1987年)9月の町議会定例会で全会一致で可決された「平和都市宣言を求める決議」を受けて、昭和63年4月1日に「平和都市宣言」を行ったものです。
(北広島市役所本庁舎2階に設置している平和都市宣言プレート)
(平和の灯公園内に設置している平和都市宣言プレート)
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市民環境部 市民生活課電話 011-372-3311(代表)