環境かけいぼで減らそうCO2!
掲載日:2009年2月23日
- PDF「環境家計簿」 (565.3KB)(4ページ、解説付き)
- XLS「環境家計簿エクセル版」 (40.0KB)(エクセルによる計算シート、表のみ)
エネルギーの大半は石油や石炭などの化石燃料を燃焼することによって得られていますが、これに伴って大気中に二酸化炭素(CO2)が排出され、地球が温暖化しています。
このまま地球温暖化が進むと、北海道では降雪量の変化や農作物収穫量の減少、自然海岸の消失など影響が予測されています。
深刻な地球温暖化にストップをかけるためには、一人ひとりが問題意識を持ち、省エネを実行することが大切です。また、家計の節約にもなります。
家庭の省エネ&家計のチェック
電気
私たちの家庭では、電気の約4割は冷蔵庫、照明器具、テレビ、エアコンの4つに使われています。消費電力量の多い機器にきちんと対応することが、省エネ効果を高めるポイントになります。一方、家庭で消費する電力のうち、年間6%が待機時消費電力です。待機時消費電力は、見逃せない省エネの大敵です。
電気1キロワットアワーあたりのCO2排出量は0.68kg。たとえば・・・
1日1時間テレビ(32V型)を見る時間を減らすと1年間では、- 電気:16.79キロワットアワー
- CO2:5.9kgを削減!
- 約370円おトク!
水
電気やガスは目で見ることはできませんが、水は流れている量を実際に見ることができ、蛇口のひねり方で量を自由自在に調節できます。ですから、水の節約方法は、流す量を減らせばよく、とても簡単なのです。
節水により水道の使用量を節約すると、同時に水をきれいにしたりするのに必要なエネルギーを節約することにもなります。
たとえば・・・
1日1分間シャワー時間を短縮すると1年間では、- 水道:4.38立方メートル
- CO2:2.54kgを削減!
- 約1,200円おトク!
灯油・ガス
ガスや灯油は、調理や暖房、給湯などに欠かすことができません。しかし、これらの燃料を直接燃やすことによって、CO2を発生します。
ガスや灯油の節約方法は、できるだけ熱を逃さない工夫をすることと、無駄に大きな火を使わず効率よく使うことで、CO2の発生も減らすことができます。
たとえば・・・
65リットルの水道水(水温20℃)を使い、湯沸かし器の設定温度を40℃から38℃にし、1日2回手洗いをすると1年間では、- ガス:8.80立方メートル
- CO2:20.0kgを削減!
- 約1,210円おトク!
クルマ
日常生活の中でCO2を最も多く排出しているのはクルマです。現代の私たちの生活の中では、切っても切り離すことができない自動車は、低燃費・低公害車を使用することで、排出量を確実に削減できます。また、運転マナーに関することは、すべての省エネ行動に通じます。マナー違反をしないドライバーは省エネの達人です。
ガソリン1リットルあたりのCO2排出量は2.32kg。たとえば・・・
発進時、5秒間で時速20km程度に加速した場合と、しなかった場合を比べると1年間では、- ガソリン:83.57リットル
- CO2:194.0kgを削減!
- 約11,370円おトク!
平成28年2月
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お問い合わせ先
市民環境部 環境課 環境保全担当電話:011-372-3311(内線4111)