消防への疑問・質問
掲載日:2022年6月1日
質問1 消防車はどうして赤いの?
回答
それは「道路運送車両の保安基準」という運輸省令で決められているからです。「緊急自動車の車体の塗装は、消防自動車にあっては朱色とし、その他の緊急自動車にあっては白色とする。」と定められています。一般的に消防車は赤色といわれていますが、法律的には朱色なのです。
消防車が赤色とされた理由は定かではありませんが、最初に外国から輸入された消防車が赤色だったという説が有力です。それに、赤色は注意力をひく色であること、炎を連想させ警戒心を起こさせるためなども理由の一つにあるようです。
質問2 消防車は何台あるの?
回答
消防本部の消防車は全部で11台で、その他に消防団の消防車が5台あります。ちなみに救急車は4台あります。
質問3 ポンプ車の中の水がなくなったらどうするの?
回答消火栓や防火水そうの水を使います。消火栓や防火水そうが近くにない場合は川や池などからポンプで吸い上げて使います。
質問4 はしご車のはしごは何メートルまでのびるの?
回答41メートルまで伸びます。一般的なマンションの13階の高さまで届きます。
質問5 消防車や救急車がサイレンを鳴らして現場に行くのはどうして?
回答「道路交通法」という法律で、緊急走行の時はサイレンを鳴らし赤色の警光灯をつけなければならないと定められているからです。
質問6 火災のないときは何をしているの?
回答いつでも出動できるように消防車や機械装備の点検や訓練、勉強などをしています。
質問7 火災の通報を受けてから、どれくらいで準備して、どれくらいで到着するの?
回答
出動準備は1分、現場までは平均5分くらいで到着しますが、場所によって変わってきます。
質問8 火災で使うホースは何メートルあるの?そして何キロあるの?
回答通常使用するホースは1本20メートルです。ホースはつなげることができるので、火災の大きさに応じて何本かをつなげて使用します。重さは65ミリホースは約6キログラム、50ミリホースは約5キログラムです。
質問9 消火器はいつからあるの?
回答明治5年(1872年)にアメリカから入ってきたのが最初で、当時は「火災消防器械」と言われていたそうです。
質問10 なぜ消防の電話番号は119番なの?
回答昔は、「112」でした。 当時はダイヤル式の電話で、とにかくダイヤルを回す時間が短くてすむようにと「112」が採用されました。しかし、間違い電話が多かったため、昭和2年(1927年)から使われていなかった地域番号「9」を使うことにしたので、現在の「119」になったのです。
1・1と回した後に離れた9を回すことで、通報する人が落ち着いて話せるように、間の離れた数字を使用したともいわれています。
ちなみに、アメリカでは「911」、イギリスと香港が「999」、ドイツが「112」となっています。
質問11 女性の消防士が初めて誕生したのはいつ?
回答昭和44年(1969年)2月に川崎市が12名の婦人消防官を採用したのが始まりのようです。
北広島市では平成31年(2019年)4月に最初の女性消防士が採用されました。
質問12 救急車はなぜ白いの?
回答質問1の回答でもお答えしたとおり、「道路運送車両の保安基準」という運輸省令で決められているからです。「緊急自動車の車体の塗装は、消防自動車にあっては朱色とし、その他の緊急自動車にあっては白色とする。」と定められており、救急車はその他の緊急自動車に分類されているため白色なのです。
なぜ白色になったかははっきりしませんが、救急というものが始まった当時、外国から輸入した車が白色だったことや、白色が清潔なイメージであることなどの理由によるものではないかと言われています。
質問13 消火栓の水はどこから来るの?
回答消火栓の水は、みなさんが飲んでいる水道と同じ水道管につながっています。
質問14 消火栓は古くから使われているの?
回答明治20年(1887年)に横浜で設置されたのが初めとされています。
質問15 北広島市の消防は何年にできたの?
回答北広島市の消防は昭和49年(1974年)にできました。
お問い合わせ先
消防署 消防課電話 011-373-2322