火災のない街づくり
掲載日:2009年2月20日
火災はどこで発生するの?主な原因って何だろうか??
火災はどんなところで発生するのでしょうか?みなさんのまわりには危険がいっぱいです。ここでは、主な火災発生原因を見てみましょう。
放火
放火は、近年の出火原因の上位にあげられています。屋外に放置したままのゴミ、ダンボール、古新聞などが狙われることが多いです。また、アパートやマンション、雑居ビルなどでは、建物内に人が自由に出入りできることが多いので、次のことを心掛けましょう。
放火されない環境づくりのポイント
- ゴミは収集日(決められた日時・朝)に出す。
- 物置や車庫などには必ずカギをかける。
- 家のまわりに燃えやすい物を置かない。(整理整頓を心掛ける)
- 新聞などをためないようにする。
- おとなりとの協力を。
- 路上駐車をしない。車やバイクには防炎製品のボディーカバーを使う。
こんろ(天ぷら油火災の場合)
家庭で使用する天ぷら油をこんろで加熱すると、おおよそ20分~30分で発火点に達します。天ぷら油火災の発生する要因の大多数は、揚げ物の最中にその場を離れてしまい気が付いたら発火していたというものです。不意の来客や電話などでやむを得ずその場を離れるときは、必ず火を消してからにしましょう。
天ぷら油火災にならない環境づくりのポイント
- 使用中はこんろから離れない。
- 来客や電話の際には、必ず火を消す。
- こんろの周りには、燃え易いものを置かない。
- 使用後は、元栓を必ず閉める。
- 近くに消火器具を備える。
もしも、天ぷら油に火がついたら・・・
- 消火器を使って消す。(消火器の使い方はこちら)
- 消火器での消火は、2~3m離れたところから、ほうきで掃くように壁に向かって放射してはねかえった薬剤で火を消すようにします。(近いところから油面に直接放射すると、油が飛び散りやすく「やけど」や「火災の拡大」につながります)
- 濡らして絞ったバスタオルなどで消す。
- やけどをしないように大きく広げて両手に被せるようにして近づいて、鍋の手前側から火を覆うように被せてバスタオルなどを鍋の周りに押し付けます。(鍋をひっくりかえさないように注意!スイッチは切 に・・・、直ぐにバスタオルなどを取ると再び燃え上がることがあるので少し様子を見ましょう)
水気のある物は、油に入れることにより瞬間的に拡大するので大変危険です。
- やけどをしないように大きく広げて両手に被せるようにして近づいて、鍋の手前側から火を覆うように被せてバスタオルなどを鍋の周りに押し付けます。(鍋をひっくりかえさないように注意!スイッチは切 に・・・、直ぐにバスタオルなどを取ると再び燃え上がることがあるので少し様子を見ましょう)
- 天井にまで火が広がったら避難しましょう。
たばこ
- 寝たばこは、絶対にしない。
- たばこの吸殻は、ゴミ箱などにそのまま捨てない。
- 灰皿のないところでは吸わない。吸殻を溜めない。水を入れておく。
- くわえたばこやポイ捨ては絶対にしない。
- お年寄りの喫煙には、家族が火種の落下や消し忘れなどに注意する。
電気火災
日常生活に便利で安全だと思っている電気器具も、ちょっとした不注意から火災を引き起こすことがあります。電気器具からの火災を防ぐためには、安全・的確に使用することが大切です。電気器具で注意するポイント
- 傷んだまま使用しない。
- コードに重いものをのせない。
- アイロンなどの消し忘れに注意する。熱を発する器具は使い終わったらコンセントから抜く。
- プラグにほこりをためない。
- タコ足配線はしない。延長コードは容量に見合うものを使用する。
- コードをたばねない。
ストーブ
- ストーブの上に洗濯物を干さない。
- ストーブの近くに燃えるものを置かない。
- 燃料補給は確実に行う。
- 火を消してから。カートリッジタンクは給油口金を確実に閉める。燃料を間違えない。
- 火をつけたままストーブを移動しない。
- 外出する時や寝る時には、必ず火を消す。
- 説明書を読み、正しく使用する。
お問い合わせ先
消防本部 予防課電話 011-373-9119