段ボールを使った生ごみ堆肥化
掲載日:2009年2月13日
~段ボール箱で生ゴミの堆肥化に挑戦しませんか~
段ボール箱による生ごみの堆肥化は、冬でも室内で簡単にできます。
春には家庭菜園の堆肥として有効に活用できます。
春には家庭菜園の堆肥として有効に活用できます。
用意するもの(投入する生ごみの量が1日500グラムの場合)
- 段ボール箱(みかん箱くらいの大きさ)
- 下敷用段ボール箱
- ピートモス15リットル
- もみがらくん炭10リットル
- かくはん用シャベル
- 温度計(100度用)
- 秤(2kgぐらいのもの)
※「ピートモス」と「もみがらくん炭」は農協やホームセンターで購入できます。

堆肥化の進め方

- 段ボール箱にピートモス6、もみがらくん炭4の割り合いで混ぜたものを入れる
- 中に生ごみを入れ、かき混ぜる
- 温度計を中心部にさし、段ボール箱で作ったふたをし、室温が15度以上の所に設置する
- 生ごみを入れるたびにかき混ぜる

こんなことが知りたい
Q 段ボールに水がたまって、床が濡れるのではと心配なのですが?
A 段ボール箱をベタ置きすると床との間に汗をかくので、床から浮かせて設置しましょう。側面も同様で、壁から5センチくらいはなしておきましょう。
Q 臭いが気になるのですが?
A 臭いの感じ方には個人差があり、一概には言えませんが、我慢のできる範囲だという人が多いようです。 軽いカビの臭い、土の臭いなどがしますが、生ごみの臭いはしません。また、一度に多量でなければ、魚のあらなどを入れても、臭いはあまりきつくなりません。 ただし、イカのゴロを入れると、アンモニア臭がきつく出るので、注意が必要です。 臭いを防ぐには、十分かくはんすることが大切です。
Q 虫が発生することはあるのでしょうか?
A はい。小バエのほか、コナダニが発生することがあります。コナダニは人を刺しませんが、ダニアレルギーをお持ちの方は、まれに症状が出ることもあるので、屋内での堆肥化を避けた方が良いでしょう。なお、時々米ぬかや油などを入れてかき混ぜ、堆肥の温度を上げる(40度以上)と、小バエやコナダニの発生をある程度抑えることが出来ます。
Q なかなか温度が上がらないのですが、どうしたらよいのでしょうか?
A 温度が40度以上になれば成功です。温度が上がらないときは、使用済み天ぷら油やきな粉(いずれも100グラム程度)などを入れるとよいです。使用済み天ぷら油の場合は、65度くらいまで温度が上がります。肉や魚類を多く入れると、分解が早まり、温度が上昇しやすいです。野菜類が多い場合は、ゆっくり分解し、温度はそれほど上がりません。
お問い合わせ先
市民環境部 環境課電話 011-372-3311 内線4104