5.出来た堆肥の使い方
掲載日:2009年2月13日
(1)できた堆肥は、まだ半生です。これはすぐには作物に与えず、十分に熟成させてから使うことをおすすめします。
- 生ごみの投入をやめてから数日~週に一度くらいは、内部を攪拌してあげます。内部に必要な酸素を送り込むためです。
- 内部から取り出した(あるいは容器を取り除いた後の)物は、すぐには使わないで土と半々(あるいは土をもう少し多く)混ぜて、2~3ヶ月寝かせて置きます。こうして熟成した状態で使うことが好ましいです。(これを「2次発酵させる」と言います。)
- 広い庭や樹木の根本に埋める場合は、半生でも構いません。所々に穴を掘って埋めてあげましょう。
(2)完熟しても、堆肥はそれだけでは肥料効果は十分ではありません。
- 堆肥の効果は、畑の土の状態を植物の育成に好ましいものにすることです。水持ちや肥料の効き方を良くし、偏った栄養分を調整してくれます。
- 堆肥の中にも肥料成分は僅かですが含まれています。ほかの化学肥料と合わせて使うときには、肥料の施用量を減らしたほうが良い結果が得られます。
- 熟成したものでも、堆肥だけを植木鉢やプランターに入れて、草花の苗や野菜を植えるのは避けましょう。養分過多で、根や葉に影響が出る場合があります。
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