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ボールパーク構想実現に向けた事業推進状況について

ボールパーク構想実現に向け、北広島市が主体となり進めている主な事業の推進状況についてお知らせします。それぞれ資料と合わせてご覧ください。

広域連携体制の確立について

PDF【資料】広域連携体制の確立について (727.5KB)

ボールパークを通じた道内各地の活性化を目的に、令和元年(2019年)7月に設立したオール北海道ボールパーク連携協議会は、現在、市と球団を事務局として近隣市町村や民間企業も含む29団体で構成されており、圏域連携勉強会や4つの分科会において、官民連携による具体的な協議を実施しています。

「食の魅力提供分科会」では、ボールパーク開業に向けて、農産物や乳製品、ワインなど様々な食の魅力を、北海道ならではのロケーションや特性を活かし、あらゆるコンテンツを通じて提供できる方策について検討しています。
来年度から実施できるプレ事業として、ファイターズの試合日に合わせ、各市町村の食材や加工品を来場者に喜んでもらえるような方法で提供できないかなど、協議を進めています。

「周遊策分科会」では、ボールパークを通じて各まちへ、各まちを通じてボールパークへ、といった2つの視点から相互送客を図れるような連携により、双方の価値魅力向上につながる取組の実現に向けて検討を進めています。
現在は、周遊スポットのPR手法や、協議会内における周遊モデルツアーなどの実現に向けて、また、各まちにおいてもファイターズやボールパークの魅力をどう伝えていくかについて議論を深めています。

「スポーツ・人づくり分科会」では、スポーツがもたらす価値や機会について理解を深めることにより、新たなコミュニティの創出や人づくりにつながる取組を実現することを目的としています。
今後、教育的、社会的観点を通じた子ども招待事業や、球団のスポーツ・コミュニティ活動との連携による事業を実施すべく、検討を進めていきます。

望ましい交通体系の確立について

PDF【資料】望ましい交通体系の確立について (1.2MB)

ボールパークの開業に伴う望ましい交通体系の確立に向けては、オール北海道ボールパーク連携協議会の交通分科会として、各種関係機関とともに協議、検討を進めており、現段階の交通体系全体の整理内容としてお知らせします。


各種検証により設定した交通分担率について、各機関との連携、協力のもと確立できる体制を組むことができました。これを踏まえたうえで、交通分科会では各種協議を進めています。

検討内容は、分野を横断しながら、大きく5つの項目で整理しています。

一つ目はアクセス道路の整備、二つ目は鉄道輸送に関する事項、三つ目はJR北広島駅からのアクセス手法の確立、四つ目は近隣地区からのアクセス手法の確立、五つ目は道路交通に関する事項です。
これらについて、球団や関連機関、道路管理者、交通関係事業者等と共に協議体を組織し、まずは2023年の開業時に向けて検討を進めています。


「アクセス道路の整備」について、道路交通アクセスの向上のため、ボールパークエリアから、市道大曲椴山線への接続道路を新設するとともに、ボールパークエリア周辺道路を拡幅し、片側2車線道路として整備します。これらは、2020年度から建設工事を開始し、2023年3月の新球場開業時までの完成を目標に進めています。また、ボールパークエリアから国道274号への接続道路を新設します。こちらは昨年から詳細設計をはじめており、本年から盛土工事などを進めていきますが、工期に時間を要することから、完成は2024年以降になります。


「鉄道輸送に関する事項」について、駅利用者の増加を見込み、JR北広島駅において、下りホームの延伸、自動改札機の移設及び増設などの改修を行い、駅機能の増強を図ります。

関連事項として、周辺地区の利便性向上に向けた駅前広場の整備事業などを、北広島市により進めています。

また、2019年12月にJR北海道から発表があったとおり、JR新駅設置に関して検討を行っていますが、こちらについても具合的な内容について引き続き協議検討を進めていきます。


「JR北広島駅からボールパークエリアまでのアクセス手法の確立」について、JR北広島駅からボールパークエリアまでの約1.5kmの区間において、シャトルバスを運行するとともに、わかりやすい誘導等によるスムーズな歩行環境の整備を行います。


「近隣地区からのアクセス手法の確立」について、札幌市及び周辺都市等、近隣地区からボールパークへのアクセス手法のひとつとして、試合開催時には、地区間シャトルバスを運行します。こちらについては、現在貸切バス事業者とともに具体について検討を進めています。

「道路交通に関する事項」について、ボールパークエリアや近隣の円滑な道路交通を確保するため、3つの方向性で対策を検討しています。

試合前、試合後ともに幅広い時間帯に入退場できるような仕組み、いわゆる「時間分散策」の構築と、特定の路線に集中しないよう、多様な経路が選択できるような仕組み、いわゆる「経路分散策」の構築、そしてボールパーク内駐車場の円滑な入退場を含め、適正な駐車場利用が可能な仕組みの構築の3点について、検討を進めています。

望ましい交通体系の確立に向け、今後はそれぞれの施策の具体について、引き続き関係機関の皆様と連携しながら、交通分科会において検討を進めていきます。

ボールパーク構想・まちづくりの推進について

PDF【資料】ボールパーク構想・まちづくりの推進について (566.1KB)

ボールパーク構想の推進に伴う北広島市のまちづくりについて、関連事業の推進内容をお知らせします。

賛同者の拡大」について、北広島市では、今年度から「北広島市北海道ボールパーク基金」条例を制定し、寄付金等の受け皿を設けました。基金は、北海道ボールパークに関連する施策の推進を図る事業に充当することとしています。合わせて、ふるさと納税での寄付の使途にも「ボールパークに関すること」を新たに加えたところ、全体として、昨年度と比較して3倍のふるさと納税をいただいているところです。

「スポーツ・コミュニティの実現」について、北広島市は、2018年1月に北海道日本ハムファイターズとパートナー協定を締結して以降、互いが有する資源の掛け合わせにより、学校教育での連携をはじめとして、スポーツ、健康づくり、社会福祉など分野を拡大しながらあらゆる面で連携し、事業の充実を図りながらまちづくりを推進しています。

これはファイターズが掲げるスポーツ・コミュニティを体現するものであり、今後の他自治体における推進のモデルになるものと考えています。


知見の共有・連携体制の強化」について、北広島市においては、昨年1月よりファイターズ職員の出向を受け、主にボールパーク関連業務において、協働体制を構築しながら事業を推進しています。これによりファイターズ球団とのやり取りをはじめとした各種協議が以前よりも格段にスムーズに進むようになっていますが、2020年4月からは、新たに北広島市職員を球団へ派遣し、さらなる連携体制の構築を図ることとしております。連携体制の強化はもちろんですが、派遣職員がスポーツ・コミュニティの球団理念を肌で感じ、そこで得た知見がボールパークと共に歩む北広島の将来のまちづくりに還元されることを期待しています。

「北広島駅西口周辺エリアの活性化推進」について、都市機能誘導区域に定められている北広島駅周辺エリアは、ボールパーク開業に伴い、担う役割はますます重要なものとなっています。そのような中、2019年8月にサウンディング型市場調査を行ったところ、前向きな意見が多かったことから、当該エリアにおける事業の市場性があると判断しました。今後、駅西口周辺エリア活性化計画を策定し、官民連携プロジェクトとして、公募型プロポーザルによる一体的な整備を行うなど、ボールパークと連携したまちづくりを進めていきます。

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お問い合わせ先

経済部 ボールパーク連携推進室 ボールパーク連携推進課
電話:011-372-3311(代表)
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