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8月27日(火)に令和元年度子ども大使交流事業団帰市報告会を実施しました

 姉妹都市子ども大使交流事業は、昭和61年から相互派遣交流を実施し、北広島市と東広島市の児童生徒の代表が、“子ども大使”として互いの市を訪問・交流し、お互いのまちや文化を理解するとともに友好関係を深めています。これらの経験を学習成果として還流することで、ふるさと意識を高め、地域社会の一員としての自覚を持つことを期待するものです。


 今年度は、令和元年(2019年)8月5日(月)から8日(木)の4日間、本市の児童生徒14名と引率者4名が、東広島市、広島市を訪問しました。

派遣を目前にした壮行会では、私から、「平和」、「交流」、「故郷」、「仲間」のキーワードを話し、実りある交流となるよう、激励とともにお見送りをしたところです。


 帰市報告会で大使たちは、「広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式への参列や、広島平和記念資料館、原爆ドームの見学等を通して、改めて『平和』への思いが強くなった」、「東広島市では、高垣市長をはじめとした東広島市の方々や、姉妹校の児童生徒、大使同士とふれあい、新たな『交流』をたくさん経験した」、「広島大学総合博物館や酒蔵通りを見学し、様々な方のお話を聞くことで、東広島市及び広島市の歴史や文化を学び、『故郷』に対する意識が高まった」「最初はお互いのことがわからず緊張していたが、一緒に様々な体験を行うことで、最後にはすっかり打ち解け、かけがえのない『仲間』ができた」など学びの成果や実りある交流の様子を聞くことができ、一回りも二回りも成長した姿を見ることができました。
原爆ドーム前で大使が説明を受けている画像

 また、8月21日(水)から23日(金)の3日間、東広島市の児童生徒16名と引率者4名が本市を来訪されました。


 交流校訪問では、大使としての大任を果たすとともに、北広島市子ども大使との再会を喜ぶ姿が見られました。また、旧島松駅逓所やエコミュージアムセンター知新の駅などの市内の施設や、北海道博物館を見学することで、北広島市と北海道の歴史や文化を学んだほか、ジンギスカンやじゃがバターなど、北海道ならではの味覚にも触れていただきました。


 今回の経験を通して北広島市と東広島市の大使の皆さんが、両市の歴史や文化を学び、姉妹都市との友好をより一層深めたことを大変嬉しく思います。また、学校、そして市の代表として、成長した北広島市の大使の皆さんが、ふるさと北広島を愛し、平和を発信する第一人者として、今後ますます活躍されることを願っています。


 おわりに、本事業の実施にあたりまして、訪問団の派遣・受入れにご尽力・ご協力をいただきました東広島市教育委員会、公益財団法人広島観光コンベンションビューロー及び北広島市教育研究会交流事業委員会をはじめとした多くの皆様に、この場をお借りしてお礼を申し上げます。
表敬訪問記念撮影

お問い合わせ先

教育部 教育総務課
電話:011-372-3311(代表)
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