西部小学校と西部中学校で小中合同体力テストを行いました。
掲載日:2019年6月20日
令和元(2019年)年6月20日(木)3校時4校時、西部中学校の体育館で西部小学校の5年生と西部中学校の2年生が合同で体力テストを行いました。西部小学校と西部中学校では平成28年度から小中合同体力テストを行っており、平成28年度に小学校5年生として当時の中学生と合同で体力テストを行った子どもたちが、今年度は先輩である中学生として合同で体力テストを行う初めての年です。
教わる立場から教える立場に…どんな気持ちで授業に取り組むのか楽しみです。
小学生は2校時と3校時の間の中休みの時間を利用して隣接する西部中学校の体育館に移動し、中学生を待ちます。中学生が体育館に入ってくると、これから一緒になって教えてくれる中学生に対して、正しい姿勢で、しっかりあいさつすることができました。これを見た中学生も、見本となる気持ちからか、中学生らしい素早い動きで整列し、元気な声であいさつを返していました。
授業の冒頭では、中学校の保健体育の教科担任から、本時の目標の話がありました。
【本時の目標】
・体の合理的な使い方を覚えよう。
・互いに刺激し合ってがんばろう!
また、動きに応じた合理的な身体の使い方である「パワーポジション」や、反復横跳びなどの際の「人間で一番重たい頭のかたむきに注意する」などの指導があり、子どもたちが運動の内容に応じた理論的な身体の動かし方について自ら考えることができる、とてもよい機会になったと思います。
その後の「反復横跳び」「立ち幅跳び」「20メートルシャトルラン」では、小学生と中学生が混合でグループを作り、お互いに教え合い記録を測定し合いました。
特に、中学生は、グループの中でどのように小学生に教えたらよいか生徒同士で相談しながら測定し合う様子が見られ、「先に見本をみせる」など積極的に係わる様子が見られました。
小中合同体力テストを通じて、中学生は小学生の見本となる積極的な姿勢が育まれ、小学生にとっては、2年後に控えた中学校入学に係わり、中学生としてのあるべき姿や態度を学ぶことができた貴重な授業になったと思います。
【中学生を待つ小学生の様子】
【生徒同士で相談する様子】
【立ち幅跳びで小学生を見守る中学生】
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