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令和元年第4回定例会 市長定例記者会見記録

日時

令和元年(2019年)12月20日(金)13時00分から

会場

北広島市役所3階会議室3D

市長から下記の話題について発表しました

引き続き、次の話題について質疑が行われました。

発表内容

お忙しい中、お集まりいただきまして、ありがとうございます。
今年もあと残すところ10日余りとなりました。今年最後の定例記者会見となります。よろしくお願いします。
報道各社の皆様におかれましては、日ごろから様々な機会にまちの情報発信をしていただき心から感謝を申し上げます。
さて、今年を振り返りますと、日本各地で台風等の自然災害が発生した年でありました。こうした現状を見ますと、日頃から災害への備えをしっかりと講じる必要があり、改めて地域防災力を高めていくことが求められているものと考えているところであります。
本市においては、昨年9月に発生した台風21号及び北海道胆振東部地震により、大曲並木地区をはじめ、道路や公園など甚大な被害がありました。現在、多くの皆様のご支援をいただきながら、復旧・復興に向けた取組を進めているところであります。
昨年10月には、北海道日本ハムファイターズ・ボールパークが「きたひろしま総合運動公園予定地」に決定したところであり、関係機関、団体との協議のほか、ボールパーク誘致期成会を中心に市民の皆様とともにボールパーク構想の実現に向けた取組を進めたきたところであります。
また、このほか、学童クラブの整備や子育て世代包括支援センターの開設など、子育て支援の充実に向けた取組、市民の生活の足を支えるバス路線の再編、JR北広島駅西口における市有地の活用の検討など、まちづくりにおける様々な分野の取組・検討に着手することができたと考えております。
さて、本日は、第4回定例会が終了いたしましたので、議会を終えての所感並びに、今後予定する事業等について発表させていただきます。
今議会におきましては、10の議案についてご審議をいただきました。主な議案といたしましては、「指定管理者の指定について」、「都市公園を設置すべき区域の指定について」、「補正予算について」など重要な案件がございましたが、そのすべてについて議決をいただいたところであります。
また、一般質問では、12名から、多文化共生、健康推進、住宅施策、ボールパークに関することなど、まちづくりにおける様々な分野の課題に対して、ご意見やご提言をいただいたほか、各常任委員会及びボールパーク調査特別委員会において、市政の各般にわたる課題に対して、審査をいただいたところであります。
これら議会からのご意見等を踏まえ、様々な施策・事業の推進を図ってまいります。
それでは、本日の発表に移らせていただきます。本日の発表項目は7項目です。

平成30年北海道胆振東部地震の復興支援の現状について

まず始めに、平成30年北海道胆振東部地震についてでありますが、昨年の地震発生から、1年3ケ月が経過しました。改めまして、地震によりお亡くなりになられた方々に対しまして哀悼の意を表するとともに、被災されました皆様には心からお見舞いを申し上げます。
大曲並木地区につきましては、地区の町内会から、全体説明会の実施要望をいただき、12月1日に大曲会館において住民説明会を開催し、復旧・復興に向けた事業の進捗状況と今後の計画等について説明をさせていただきました。
まず、大曲川沿いの下流域に当たるAエリアにつきましては、11月より工事の概要について個別説明を行っており、年明けより、改めて、工事の詳細と工事実施への同意などについて協議を行い、来年の春から本格工事に入ってまいりたいと考えております。
緑地化を提案したBエリアにつきましては、一日も早い皆様の生活再建に向けて、来年1月から、改めて個別での説明を再開させていただく予定であります。
高い擁壁のあるCエリアにつきましては、11月に工事実施への同意をいただいたところであり、積ブロック擁壁の保全工事として、大型土嚢の設置を開始し、今月14日に設置を完了したところであります。
なお、擁壁の本格的な対策工事につきましては、来年の春からの着手を計画しております。
地下水の水位を下げる、地下水低下工事についてでありますが、来年1月から工事に着手したいと考えているところであります。
各エリアの工事及び地下水低下工事につきましては、令和2年度の完了を目指しております。
また、住宅の公費解体につきましては、受付期間を10月31日まで延長して対応してまいりましたが、22棟の申請があり、今月末までに全棟解体が完了する予定であります。
住民集会所につきましては、当分の間の代替施設としてユニットハウスを設置することとしたところであり、16日に設置作業を開始し、年内の使用開始に向けて準備を進めております。
今後につきましても、引き続き被災された方々の生活の再建と大曲並木地区の復興に向け、全力を挙げて取り組んでまいります。

JR北広島駅西口における市有地等の土地利用について

次に、JR北広島駅西口における市有地等の土地利用についてでありますが、本年8月に実施したサウンディング型市場調査の結果、民間事業者より、住居、商業、宿泊施設等の建設など、様々な事業が検討でき、市有地だけではなく、民有地を含めた一体的な整備により、より魅力的な駅前形成が可能になるといった意見が出されたところであります。
このことから、駅西口につきましては、市場性もあり、民間事業者による開発が可能ではないかと考え、まちづくりの方向性を示す、駅西口周辺エリア活性化計画(案)をとりまとめたところであります。
本計画では、立地適正化計画に位置付ける都市機能誘導区域のうち、都市計画で定めている商業地域と、芸術文化ホール臨時駐車場、北広公園を含むエリア内に、重点エリア等を設定し、求められる機能を定めたところであります。
現在、市民の皆様からご意見をいただくため、パブリックコメントを実施しているほか、来年1月には、地域説明会の開催を予定しているところであります。

子ども会議の開催について

次に、子ども会議についてでありますが、子どもの権利条例に基づく子どもの参加を促進するための取組として、来年1月10日に開催します。
会議では、小学4年生から高校生までの子どもたちが、「私たちが考えるボールパークと将来のきたひろしま」をテーマに意見交換を行い、子どもの視点から考えるアイデアや意見を提案していただくこととしております。
子ども会議の開催後には、市ホームページや「子どもの権利ニュース」に会議の内容を掲載し、学校や地域に広く周知してまいります。

福祉灯油特別対策事業について

次に、福祉灯油特別対策事業についてでありますが、現在においても灯油価格が高止まりしており、暖房等の使用が家計を圧迫している大きな要因となっております。
このことから、市町村民税非課税世帯の高齢者、障がい者、ひとり親世帯及び生活保護世帯に対しまして、在宅でお住まいであるなどの一定の要件のもと、灯油等の購入費の一部助成を行うことといたしました。
今後につきましては、市広報やホームページ、自治会・町内会回覧などにおいて周知を行い、来年1月15日から市役所、出張所等の窓口で申請を受け付けることとしております。

北広島商工魅力発信事業「LOVE LOCALプロジェクト」について

次に、商工魅力発信事業についてでありますが、市内の商工業振興と消費拡大を図ることを目的に昨年から実施しております「LOVE LOCALプロジェクト」を本年も実施しているところであります。
このプロジェクトは、年末年始の消費拡大に向けた啓発活動のほか、商工魅力発信展といたしまして、来年1月24日から29日までエルフィンパーク交流広場において、市内事業者をPRする展示イベントの開催を予定しております。
また、北広島商工会の事業であります「きたひろしまカレッジ」につきましては、本年8月から9月にかけて行われた第1回目の様子を紹介するとともに、来年1月15日から2月11日までの第2回目の案内を行うこととしております。

プレミアム付商品券発行事業について

次に、プレミアム付商品券発行事業についてでありますが、対象者につきましては、住民税非課税者と子育て世帯で約11,500人と推計しており、11月29日の申請期限までに5,573人から申請があったところであり、申請率は53%となっております。
商品券購入引換券につきましては、6,157人へ交付しているところであります。
商品券の販売につきましては、来年1月31日までを販売期間としており、1冊あたり5,000円分の商品券を20,035冊販売したところであります。
商品券の使用につきましては、2月29日までを使用期間としており、市内の登録事業所161か所で使用された商品券のうち、46,000枚、23,300,000円が換金されたところであります。

ボールパーク構想の推進について

最後に、ボールパーク構想の推進についてでありますが、12月11日にJR北海道において検討・調査が進められております「ボールパーク開業に伴うJR新駅(案)」について発表がありました。
発表されました内容によりますと、検討基準といたしまして、(1)ナイター終了時など、一時的にお客様が集中しても安全に利用できる設備、(2)快速エアポート等の列車通過時のお客様の安全を考慮した構内配線、(3)新駅始発の臨時列車対応可能な引き上げ線の配置、(4)ボールパークからのスムーズな移動ルートの確保が、挙げられており、概算工事費としては80億円から90億円と試算されております。
また、工期といたしましては、設計や行政手続等含め、約7年とされております。
今後につきましては、本市・JR北海道・球団との実務者協議において、工事費や工事内容について精査していくほか、資金調達手法につきましては、民間事業者との連携も視野に入れ、様々な角度から検討を進めているところであります。
次に、「オール北海道ボールパーク連携協議会」では、12月3日に「食の魅力提供分科会」と「周遊策分科会」、12月4日に「スポーツ・人づくり分科会」を開催し、12月23日に「交通分科会」の開催を予定しているところであります。
分科会では、ボールパークを活用し魅力ある取組などについて、活発な議論が交わされたところであります。来年度からは各分科会において具体的な事業の検討を進めていきたいと考えております。
次に、パートナー協定に基づく、学校教育との連携事業についてでありますが、11月に西の里小学校、中学校及び大曲中学校において、体育授業やキャリア教育授業を実施いたしました。
このうち西の里小学校では、土曜日の授業参観に合わせて開催をしたことから、アカデミーコーチによる体育授業では、保護者の皆様にもその内容を見学していただき、子どもたちが楽しく学ぶ姿のほか、保護者の皆様にも大変関心を持たれたところであります。
本年度の学校教育連携は、今回をもって終了となりますが、来年度に4つの小中学校(北の台小、大曲東小、広葉中、緑陽中)で開催し、これにより市内全小中学校で開催することとなります。
次に、ボールパーク建設予定地内における工事の進捗についてでありますが、10月から開始いたしました粗造成工事については、樹木の伐採・伐根及び枝等のチップ化・搬出はほぼ終えているほか、エリア周辺の雨水管整備工事も、8割程度の進捗となっております。
2023年のボールパークの開業に向け、来年の雪解け後からは、新球場の建設工事を含む、様々な工事がスタートすることとなります。工事期間中におきましては、市民の皆様にはご不便をお掛けいたしますが、事故の無いよう万全を期してまいりますので、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

質疑応答

平成30年北海道胆振東部地震の復興支援の現状について

北海道建設新聞

2020年度の工事の完了を目指すということでしたが、緑地化提案のエリアの具体的な工事の時期に触れられていないのですが、まだ住民の方との話し合いが済んでいないから示せないといったことでしょうか。

市長

今解体が残っているのはその地区ですので、解体が終わりましたらもう一度こちらの説明をさせていただいてからということになるかと思います。

北海道建設新聞

来年度からの工事になるのでしょうか。

市長

年明けから、それぞれ地権者の方々に説明をしていくということであります。

JR北広島駅西口における市有地等の土地利用について

北海道新聞

来年1月に地域説明会の開催を予定しているということですが、これはどんな内容をどこの地域で行う予定でしょうか。

市長

主に今考えている駅西口周辺の方々を対象に、これまでやっておりましたサウンディング調査を含めた、これからの市の考え方等について説明する予定をしています。

企画財政部長

1月中旬を予定しておりまして、西口エリア周辺、駅周辺を含めて今市長が言った考え方を説明してご意見をいただくというような形になっております。

北海道新聞

ホームページに出ているような内容や、業者とのやり取りの内容を概要として伝えるということですか。

市長

市が進めようとしている概要を、駅周辺の方々に説明をさせていただくということであります。

北海道新聞

具体的なところまではいかないでしょうか。

市長

その後になると思います。

ボールパーク構想の推進について

読売新聞

2023年の開業に向けて来年の雪解け後から新球場の建設工事が始まるということですが、着工は3月とか4月とかでしょうか。

市長

雪解け後になりますので、多分4月後半から5月になると思います。

読売新聞

象徴的な工事の着工式のようなものはお知らせいただけるでしょうか。

市長

それは報道の皆さんにお知らせすることになるかと思います。

NHK

新駅の工事費が大体80億円~90億円というように発表をされてから、市民の方から市役所に何か反対のご意見などは寄せられたかということが一つと、実務者協議を今後行っていくと思いますが、具体的に日程は決まっているかということを教えていただければと思います。

市長

我々はぜひとお願いしておりましたので、「できるということで良かった」と言う市民の皆さんもいますし、「80億円、90億円って大丈夫ですか」という意見もあり、2通りですね。

企画財政部長

実務者協議は来週月曜日に予定をしています。

NHK

実務者協議1回で、具体的にどういった工事内容、資金調達手法などを詰めるのでしょうか。それとも何回か協議を重ねるのでしょうか。

市長

相手方の考え方ですとか、どういう工事が積み重なってこの金額になったですとか、色々なことがありますので、協議はしばらく続くのではないかと思っています。

NHK

大体の目途はありますか。

企画財政部長

令和2年度中には方向性を固める必要がありますので、できるだけ早期にと考えています。早ければ早いほどスタートも早いということです。

北海道新聞

新駅ができることでの現駅周辺の店舗などとのバランスなのですが、現駅周辺で商売されている方は、新駅ができることでお客さんが引っ張られてしまうのではないかという懸念をお持ちの方も中にはいるのではないかと思っています。これからの話になるとは思いますが、市としてこの先どのようにまちづくりを進めていくのか差支えない範囲で教えていただきたいです。

市長

現駅は普通列車も快速列車も停まる、新駅は快速が停まらないということで、主にボールパークに行かれる方の利用、さらには工業団地や周辺にお住まいの方が利用すると思っております。新駅ができたからといって引っ張られるというようなことにはならないと思っています。

北海道新聞

今後その開発というか、西口も取り組まれるということでありますけれども、そこもそうだけど新駅も両方ともまちとしてそれぞれ発展させていきたいということですか。

市長

どちらかだけということには市のまちづくりとしては、思っていません。ただ、ボールパークを作るにあたり、来られる方々のために駅は必要だと考えていますし、駅ができることによってホテルや商業施設など、様々な施設ができてくるのではないかと思っています。

その他

北海道建設新聞

今回の発表事項とは直接関係ないのですが、そろそろ来年度の予算編成の時期だと思いますが、現時点で来年度の一般会計や普通建設事業費の規模感、今年度の当初予算と比べて例えば今年度並みだとか、こういうことは増えるから増額の見通しだとか色々あると思うのですが、いかがでしょうか。

市長

今各部で予算編成の積み上げたものの、全体の調整を行っているところですので、まだ申し上げられる段階にはありません。

※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。

お問い合わせ先

企画財政部 政策広報課
電話:011-372-3311(代表)

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