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【被災地支援】岩手県釜石市からの報告4

 
     教育部教育総務課  河合 一 主任
 
3月1日(土)係長のご厚意とご案内で、震災被災地(釜石市唐丹町本郷地区、陸前高田市、宮城県気仙沼市、南三陸町、石巻市)を視察しました。

 陸前高田市は、指定避難所の多くがほぼ天井まで水没して避難者の大半が亡くなり、市街地全域が壊滅的被害を受け、約1,800人が犠牲になりました。市職員も3分の1が犠牲になった岩手県内最大の被災地です。
 市街地を訪れた私は驚愕しました。まるで町全体が工事現場のような状況でした。かつてここに町があったとは思えないほど、壊滅的な被害だったことがよく分かりました。有名な奇跡の一本松も見学しましたが、震災後に壊死し、現在はレプリカとして復元されています。陸前高田市では、震災後に建造された巨大なベルトコンベアを駆使し、通常ではダンプで嵩上げ用の土砂を運んだら10年かかるところを、2年の工事により、集団高台移転用の住宅地造成や浸水地域の嵩上げを行っており、平成29年度には仮設住宅で生活している方々の入居が完了するよう計画を進めているとのことです。

 南三陸町は、3階建ての防災対策庁舎の屋上まで水没するなど町職員42人が、5階建ての公立志津川病院も4階天井付近まで水没し、入院患者など75人が亡くなるなど、850人以上が犠牲となりました。防災対策庁舎は、津波来襲の15時25分頃まで、防災無線放送で繰り返し住民に避難を呼びかけ続け、多くの命を救った町危機管理課の職員が犠牲になった場所であります。
 この防災対策庁舎は、解体する事が決定していたので、もう現地は更地になっていると思っていましたが、防災対策庁舎はまだ残っていました。設けられた祭壇の前で手を合わせたとき、職員の決死の呼びかけが聞こえてくるような雰囲気がありました。心よりご冥福をお祈りいたします。



 石巻市は、市内南部が旧石巻市であり、岩手・宮城・福島の3県では最大規模である約12万人の市街地が海に面して広がっていたため、本震災最多の3,700人以上が犠牲になりました。津波は、北上川を氾濫させながら猛烈な勢いで遡上し、河口から5キロも上流にある石巻市立大川小学校を襲いました。徒歩で避難中だった児童74人と職員10人が犠牲になった場所です。
釜石市に赴任してから、多くの震災跡を見て きましたが、これほどまで悲惨な現状はありません。鉄筋コンクリート作りの校舎は廃墟と化しており、校舎から体育館と思われる所へと続くコンクリート製の2階廊下は大きく捻じ曲がりながら倒れていました。本来学校は、子どもたちの元気な声が聞こえてくる場所なのに、本当に可愛そうでなりません。どうして、光り輝く未来に向かって夢や希望をもって成長していくはずの子どもたちを救えなかったのか、本当に心が痛みました。よく報道等で見たことのあった被災地の現状を実際に視察し、震災の恐ろしさ、悲惨な現状を真に痛感したことは、自分自身の人生にとっても大切な財産となり、改めて「生命」の尊さを考える貴重な時間となりました。

 
確定申告の方は、3月2日(日)より釜石シープラザでの集中申告が始まりました。いよいよ後半に入りましたので、自分自身の体調もしっかり整えて臨みたいと思います。

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