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危険物の品名が追加されます

危険物が追加されました。(平成23年12月21日公布)

 「危険物の規制に関する政令」及び「危険物の規制に関する規則」の一部が改正され、これまで非危険物として消防法令等の規制対象外であった「炭酸ナトリウム過酸化水素付加物」が、消防法上の第一類の危険物に追加されました。
 当該危険物は、酸素系の漂白剤として広く一般に流通しており、貯蔵又は取扱う数量によっては、消防法に基づく市町村長等の許可又は北広島市火災予防条例に基づく少量危険物貯蔵取扱の届出が必要となります。

1.炭酸ナトリウム過酸化水素付加物とは?

 一般的には、「過炭酸ナトリウム」、「過炭酸ソーダ」、「酸素系漂白剤」と呼ばれており、生活必需品として使われている商品に含まれています。これらを主成分とする商品は、スーパーやホームセンター、薬局などで販売されており、次のような商品の一部が該当します。

 漂白剤
 除菌剤
 消臭剤
 食器洗い乾燥機用洗浄剤
 パイプクリーナー
 洗濯槽クリーナー

※代表的な商品を示しましたが、同じ用途の商品であっても炭酸ナトリウム過酸化水素付加物を主成分とするものとしないものがあります。

2.今後、どのような規制を受けますか? 

 危険物は貯蔵又は取扱いの数量によって「消防法」又は「北広島市火災予防条例」に定める基準に適合しなければなりません。炭酸ナトリウム過酸化水素付加物は第一類の危険物として規制を受けますが、その性質の違いにより規制を受ける数量(指定数量)が異なります。性質ごとの指定数量は次のとおりです。

 性質ごとの指定数量

一類
性質 指定数量 規制を受ける概要
第一種酸化性固体 50キログラム 50キログラム以上貯蔵又は取扱う場合には、消防法に基づく市町村長等の許可が必要。
10キログラム以上50キログラム未満の貯蔵又は取扱う場合には、北広島市火災予防条例に基づく届出が必要。
第二種酸化性固体 300キログラム 300キログラム以上貯蔵又は取扱う場合には、消防法に基づく市町村長等の許可が必要。
60キログラム以上300キログラム未満の貯蔵又は取扱う場合には、北広島市火災予防条例に基づく届出が必要。
第三種酸化性固体 1,000キログラム 1,000キログラム以上貯蔵又は取扱う場合には、消防法に基づく市町村長等の許可が必要。
200キログラム以上1,000キログラム未満の貯蔵又は取扱う場合には、北広島市火災予防条例に基づく届出が必要。

※北広島市火災予防条例により規制を受ける数量は、指定数量の5分の1以上指定数量未満です。

 「炭酸ナトリウム過酸化水素付加物」が、上記のいずれかの性質を有するものかは、個別に判断しなければなりません。第一類の危険物は固体であり、その形状が粉末状、顆粒状、フレーク状などによって性質が異なる可能性があるためです。

3.規制はいつから受けますか?

平成24年7月1日(施行日)から規制を受けることになります。ただし、経過措置があります。

1.当該改正によって、新たに消防法に基づく市町村長等の許可を受けなければならない施設は、平成24年12月31日までに許可を受けなければなりません。また平成24年7月1日現在、既に許可を受けている危険物施設についても、炭酸ナトリウム過酸化水素付加物が危険物に追加されることに伴い、危険物施設の位置、構造及び設備の変更に係る許可が必要な施設は、平成24年12月31日までに変更の許可を受けなければなりません。

2.すでに許可を受けている危険物施設のうち、法令改正によって、品名、数量及び倍数が変更となる危険物施設は、平成24年9月30日までに「品名、数量、倍数変更届出」を行わなければなりません。

3.指定数量の5分の1以上指定数量未満の数量を貯蔵又は取扱う施設についても、北広島市火災予防条例に規定する位置、構造及び設備の基準等に従わなければなりません。また、所要の経過措置を設ける予定です。

4.上記のほか、各種設備等について経過措置があります。詳細については消防本部予防課までお問い合わせください。

4.危険物に該当するものか確認する方法はありますか? 

 それでは、第一類の危険物に該当するものか確認する方法はあるのでしょうか?
 これらは、容器に付されている表示から確認することができます。危険物を入れる容器には、消防法令により、容器の外部に品名、危険等級及び化学名、危険物の数量、注意事項を表示することが義務付けられています。また、表示を見てもわからないときは、製造メーカーに確認してください。
 なお、当該改正によって、炭酸ナトリウム過酸化水素付加物に貯蔵する容器は、消防法令の基準に適合する容器としなければならなくなりましたが、容器に危険物である旨の表示については、平成25年12月31日までの間は表示しなくても良いこととされています。
このことから、平成24年7月1日以降、すぐに容器への表示が行われない可能性がありますので、「過炭酸ナトリウム」、「過炭酸ソーダ」、「酸素系漂白剤」などの表示がされている商品が危険物に該当するかは、製造メーカーに確認してください。

5.今後、炭酸ナトリウム過酸化水素付加物を貯蔵又は取扱う場合、危険物取扱者は必要ですか?

危険物取扱者について

 炭酸ナトリウム過酸化水素付加物は第一類の危険物に追加されましたので、取扱う場合には甲種危険物取扱者又は乙種(第1類)危険物取扱者若しくはこれらの者の立会いを受けている者でなければ取扱うことができません。

危険物保安監督者について

 危険物施設によっては、危険物保安監督者を選任しなければなりません。例えば、屋内貯蔵所の場合、第1類の危険物を貯蔵している場合には、貯蔵する倍数に関係なく危険物保安監督者の選任が必要となります。
 なお、危険物保安監督者として選任されるためには、危険物施設におおける6ヶ月以上の実務経験が必要となります。炭酸ナトリウム過酸化水素付加物は、第1類の危険物に追加されたため、第1類の危険物取扱作業に6ヶ月以上従事した者でなければ、実務経験の要件を満たさず、危険物保安監督者には選任できないことになります。しかし、既存施設のうち、今回の改正によって新たに許可を受けなければならない危険物施設について、平成25年12月31日までの間は、当該既存施設において危険物の取扱い業務に6ヶ月以上従事している者に限り、その者を危険物保安監督者に選任することができることとされています。ただし、その者は甲種危険物取扱者又は乙種第1類危険物取扱者でなければなりません。

6.Q&A

Q1.市販されている漂白剤(炭酸ナトリウム過酸化水素付加物)を購入して家で使いたいのですが、法令改正によって規制を受けますか?

A1.ホームセンターなどで販売している商品を家庭に置く程度であれば、規制をうけません。仮に第一種酸化性固体に該当する商品であっても、北広島市火災予防条例の規制を受ける数量は10キログラム以上となります。しかし、大量に購入して物置などに保管している場合などは、規制を受ける可能性がありますので、注意が必要です。

Q2.現在、自社の倉庫内に炭酸ナトリウム過酸化水素付加物のみを500キログラム保管しています。法令改正後、どのような規制を受けますか?

A2.まずは、貯蔵する炭酸ナトリウム過酸化水素付加物が第一種、第二種、第三種のいずれかに該当するか確認してください。

  第一種酸化性固体に該当した場合、指定数量は50キログラムですから、指定数量の10倍の危険物を貯蔵する屋内貯蔵所として、消防法に基づき市町村長等の許可を受けなければなりません。また、その期限は平成24年12月31日までとなります。

  第二種酸化性固体に該当した場合、指定数量は300キログラムですから、指定数量の1.6倍の危険物を貯蔵する屋内貯蔵所として、消防法に基づき市町村長等の許可を受けなければなりません。また、その期限は平成24年12月31日までとなります。

  第三種酸化性固体に該当した場合、指定数量は1,000キログラムですから、指定数量の5分の1以上指定数量未満の危険物を貯蔵する少量危険物貯蔵取扱所として、北広島市火災予防条例に基づき届出を行わなければなりません。また、その期限については、所要の経過措置を設ける予定です。

  詳しくは、消防本部予防課にお問い合わせください。

問い合わせ先

消防本部 予防課
電話 011-373-9119

〒061-1192 北海道北広島市中央4丁目2番地1
電話 011-372-3311(代表)
開庁時間:平日の8時45分~17時15分