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53.地名「高台」の由来

新・博物史 きたひろしまMAP (53) -広報きたひろしま2005年5月号掲載-

地図(イメージ)地名に宿る土地の記憶

高台からの眺望は今も変わらない


北広島市にある数々の地名。この中には、中の沢、輪厚、大曲など開村当時(明治27年)の地名が使われているものもあり、地理的環境が色濃く反映されたものや、アイヌ語を語源とするものなどがある。北広島団地にある高台町。この高台という名も開村当時に使われていた地名の一つである。
村史(昭和35年刊)によると、この地は輪厚からも広島からも高台にあり、頂上の竹山十字路付近からは、遠くに樽前の噴煙や恵庭町(現在の恵庭市)島松の全域が一望に見渡せたことから、高台の名が付けられたと記されている。
この高台の名は地名のほか、古くから道路や教育施設にも付けられている。明治25年、中の沢と輪厚を結ぶ高台道路が開通、人口が5000人を超えた35年には高台尋常小学校の前身となる簡易教育所が設置される。開村からおよそ20年で農業を営む人などが教育所の辺りに点在し、小さな集落を形成していた。
高台の名は、昭和10年の字名改正に伴い富ヶ岡に改められ、48年に北広島団地造成による新町名「高台町」となり、現在に至っている。
輪厚から竹山を越え高台に続く道。眼下に広がる町並みは時の経過とともに一変した。しかし、先人たちも見続けたであろう恵庭岳、馬追の山並みは今も変わらない。

「写真:北広島リハビリセンターの辺りからの眺望」
写真:北広島リハビリセンターの辺りからの眺望

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