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国道36号(弾丸道路)

弾丸道路と呼ばれた国道36号を示した図

弾丸道路貫通の記憶
山を切り崩し、野を削った一級国道の開通

国道36号の札幌~千歳間は、通称「弾丸道路」と呼ばれ、多くの人に親しまれていた。
昭和27年(1952年)10月に工事が始まり、昭和28年(1953年)11月までのわずか1年余りで延長34.5kmの区間を完成させた。この大規模工事を短期間で完成させるため、当時日本では一般的だったコンクリート舗装ではなく、アスファルト舗装技術や大規模な機械化施工が取り入れられ、近代的な道路工事の先駆けとなった。
昭和29年(1954年)1月5日号の広報は次のように伝えている。「一級国道36号線と言ってもピント来ない。『ナアーニ室蘭街道のこっちゃあ』『ムカシは夜はヨ、歩けんとこぢゃったげな』こんな話の中には今は夢で、十数米もあろう山も切り崩したり、曲折を直したりの中に見違えるような舗装道路になり、ハイヤー族称して曰く弾丸道路と」。
呼び名の「弾丸道路」は、この驚異的なスピード工事が由来という説が有力であるが、その他、「軍隊の弾薬を運んでいたため」、「弾丸のようにスピードが出せるから」などさまざまな説がある。
現在、国道36号の交通量は相当なものである。
この道路、決して弾丸のようにスピードを出すところではありません。ドライバーの皆さん、お忘れなく。

「写真:現在の国道36号(大曲工業団地付近)」
写真:現在の国道36号(大曲工業団地付近)

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