北広島市ホームページ ここから本文です。

56.ばん馬競技大会

新・博物史 きたひろしまMAP (56) -広報きたひろしま2005年8月号掲載-

地図村民が熱狂、ばん馬競技大会
馬と共に歩んだ歴史の一端を見る

 

北海道遺産に選定されている「北海道の馬文化」。本道の歴史は馬と共に歩み、幾多の困難を乗り越えながら開拓の青写真を描いてきた。
北広島でも開村(明治27年)当時から相当数の馬が飼養され、農耕用のほか運搬、移動など多目的に利用されていた。戦前には草競馬が行われていたともいわれている。
昭和33年9月19日、村内で初めての「ばん馬競技大会」が現在の国道274号沿い共栄バス停留所の辺りで開催される。同年10月15日号の広報では、村内外から154頭の馬が参加し、近隣町村では一番盛大なものだったと伝えている。
共栄町に住む三木秀雄さんは「大会は、部落対抗のほか、他のまちの馬も参加するなど、農家の祭りとして開催されました。わたしは騎手としても参加していました。200mのコースには、土を高く盛った障害が二カ所あり、1t近くある馬がそこを駆け上がるんです。観衆もおよそ1500人、大変賑わっていました。大会は運営費などの問題もあり、2年で終わってしまいました」と当時を語る。
ばん馬競技大会の日。たくさんの村民が、勇壮な馬体、迫力のレースに圧倒される。会場に満ちる馬の息づかい、ひづめの音、騎手の掛け声と歓声。およそ半世紀前、広島村「ばん馬競技大会」の記憶が共栄の地に眠っている。
 


ばん馬競技大会が行われた辺りを見る
ばん馬競技大会が行われたあたりの写真

〒061-1192 北海道北広島市中央4丁目2番地1
電話 011-372-3311(代表)
開庁時間:平日の8時45分~17時15分