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62.嶋松橋

新・博物史 きたひろしまMAP (62) -広報きたひろしま2006年2月号掲載-

地図弾丸道路の記憶を留める橋
現在も当時の姿を残す嶋松橋

 

国道36号を恵庭市に向かい、市道島松駅逓線を下ると道は国指定史跡旧島松駅逓所へ続く。さらに進み嶋松橋を渡ると道は二手に分かれる。一方は三島方面、もう一方は恵庭市域に入り再び国道につながる。この市道は、かつて国道の一区間として併用されていた。路線上の嶋松橋は、札幌・千歳間(弾丸道路)の整備に合わせて架けられたものである。
国道36号の基礎は、明治6年に開通した「札幌本道」にさかのぼる。室蘭・札幌間は「室蘭街道」とも呼ばれていた。その後、札幌本道は鉄道の発達に伴い交通路としての役目を終えるが、戦後輸送手段として自動車が普及したことにより、札幌と千歳を結ぶ道路として注目される。そうした中整備されたのが、弾丸道路であった。
昭和27年に建設が始まり、13橋が新たに架けられ、または改良された。嶋松橋もその中の一橋で同年完成する。現在まで当時の姿を残すのは、千歳市にある千歳橋と、この嶋松橋の二橋だけである。
自動車交通が発達し、それに応じるように道路も改良され、橋も架け替えられていく。61年に島松沢バイパスが完成し国道が切り替わったことが、嶋松橋の現存につながった。時勢の変遷を垣間見るが、ここに残された寂しさはなく、懐かしく温かい情景が広がっている。


市道島松駅逓線にある嶋松橋
嶋松橋の写真

 ※この橋は2015年10月に架け替え工事を行い、
  「久蔵橋」と名称が変更しました。











 

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