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64.北広島を訪れる白鳥

新・博物史 きたひろしまMAP (64) -広報きたひろしま2006年4月号掲載-
 

地図春、白鳥たちの声がする
今も昔も変わらず迎えたい春の使者
 

4月。この時期、北広島では白鳥の姿を見ることができる。昨年の今ごろは、共栄地区の水田あとでかなりの数の白鳥たちが観察された。また、一列やV字の形で群れをなし頭上を飛んでいく白鳥に出くわすこともあった。
どうやら昔から、白鳥たちは本州で冬を越した後に繁殖地となるシベリアへ向かう途中、北広島にも羽を休めに降り立っているようだ。特に、東の里や南の里の水田や湿地は白鳥たちの旅の中継地になっているようである。
白鳥は、5月から9月までシベリアの湖や湿地で繁殖期を過ごす。その後北海道東部の湖や沼に移動し、そのほとんどは11月に本州へ渡り越冬する。そして、 3月下旬から4月にかけて再び北海道の湖や沼で休みながらシベリアへ向かう。おそらく北広島を訪れる白鳥は、ラムサール条約の登録地であるウトナイ湖や美唄の宮島沼から飛来しているようだ。
白鳥はよく「冬の使者」と言われるようだが、北広島ではむしろ「春の使者」と言った方が正しいのかもしれない。白鳥の訪れとともに温かい陽気がやってくる。気持ちのよい晴れた日に青空を見上げてみよう。頭の上を大きな翼を広げた白鳥の群れが渡っていくかもしれない。新生活の地へ向かって羽ばたく白鳥たちが…。


「東の里の田畑を飛び立つ白鳥」
白鳥の写真

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