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38.もうひとつの広島村を訪ねて(2.奈井江町)

新・博物史 きたひろしまMAP (38) -広報きたひろしま2004年1月号掲載-

地図もうひとつの広島村を訪ねて(2)
奈井江の地に和田郁次郎の名を見る


北広島市から野幌総合運動公園を経て、国道12号を北へ行く。岩見沢市、美唄市を過ぎると道は奈井江町に入る。JR奈井江駅からさらに北へおよそ2㎞進んだ東側に厳島地区がある。ここは、かつて広島県人らが開拓の鍬(くわ)を下ろした場所である。
広島町のあゆみ(昭和47年3月刊)によると、広島村の開祖・和田郁次郎は、第2、第3の広島村を誕生させる遠大の希望を抱き、この初心が空知郡奈井江村に実現されたとある。
奈井江町百年史(平成2年9月刊)によると、和田郁次郎は明治26年、奈井江原野250ヘクタールの払い下げを受け、翌年、広島県人やほかの県からも移民を募り、広島団体として入植開墾に着手した。その中には広島村から移り住んだ者もあったという。移住者は、郷里広島県の厳島神社の分神、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)を心のよりどころとし、開墾は広島村の経験から順調に進んだと記されている。
12月の奈井江・厳島神社に立ち、開墾当時を思う。和田郁次郎が第2の広島村にと心血を注いだ地に建つ「厳島百年之碑」に、彼の名が刻まれていた。北広島と奈井江。まちを異にしても土地に残る開拓の記憶は一人の人物にたどりつく。碑に刻まれた和田の名を目にし、胸が熱くなった。

「写真:冬の厳島神社と厳島百年之碑」
「写真:冬の厳島神社と厳島百年之碑」

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