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2.島松川上小学校の校門

新・博物史 きたひろしまMAP (2) -広報きたひろしま2001年1月号掲載-

地図過ぎし日の学舎(まなびや)の記憶

島松川上小学校の校門


国道36号から国指定史跡旧島松駅逓所に下り、市道島松川上線を約1.3km進むと、左手に軟石を組んだ門柱が一対建っている。門柱に乗せられたコンクリート製屋根の正面には6本のペン先と「川上小」の文字をデザインした六角形の校章が浮き彫りされている。

恵庭市立島松川上小学校の跡地。校門の前は北広島市だが内側は恵庭市である。恵庭市史(昭和54年7月発行)によると、前身は島松尋常小学校特別教授所。その後の変還を経て島松川上小学校となり、自衛隊島松演習場の関係で校舎移築が決まり、昭和31年5月31日、現在門柱が残る場所に移築された。このときの児童数は男子11人、女子14人の計25人であった。当時は音楽教育や読書活動が活発で、児童鼓笛隊も編成されていたという。しかし、この地域からの転出者は多く、児童数も減ったため昭和36年8月20日、ついに廃校となった。

当時から学校の向かいに住む菅原和男さんは「あのころ大水害があって、学校の横に住んでいた校長先生と女の先生が広島側に避難誘導されて来たことを覚えています」と記憶をたどる。

校門の前に立つと、三島の沢を吹き抜ける風の中に40年前の児童鼓笛隊が奏でる行進曲が聞こえてくるような錯覚に陥る。


「写真:市道島松川上線から校門を見る(三島)」
写真:市道島松川上線から校門を見る(三島)

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