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8.プラタナス並木(西の里)

新・博物史 きたひろしまMAP (8) -広報きたひろしま2001年7月号掲載-

地図昭和を生きたプラタナス並木の記憶

国道274号に並木の名残りを見る


国道274号を西の里から共栄へ向かうと、西の里東4丁目の辺りから椴山にかけての左側(北側)に、古いプラタナスの木が並んでいる。

 このプラタナス並木は昭和の初め、昭和天皇の御大典記念として植えられたという。現在の国道274号の道沿いに約13km。東は共栄から始まり、西は大谷地の辺りあるいは白石神社の近くまで続いていたともいわれる。

 国道近くに住んで3代目の上野光輝さんは「子どものころにはもう並木があって、秋から春先まで鈴のような実がいくつもなっていましたね。昭和59年ころ、国道拡幅に伴って、プラタナス並木が伐採されることになりました。御大典記念の木だから何とか残したいと西の里の連合町内会で道路事務所に頼み込みました。結局、立派な木を選んで沿道に移植することになり、その一部が今も国道沿いに並んでいるんです」と、西の里の人々が地域の歴史を大切にしてきた思いを語る。

 道央の大動脈、国道274号は1日に2万9千台余りの車両が行き交う。その車の窓から何人が、この老木を見るのだろう。顧みられることが少なくても威厳を示す老木の並木は、西の里に根を張り4分の3世紀を生きたところだ。


写真:プラタナスの並木

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