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15.道道江別恵庭線

新・博物史 きたひろしまMAP (15) -広報きたひろしま2002年2月号掲載-

地図広島街道と呼ばれた道の記憶

道道江別恵庭線に歴史を辿る


市の東部を南北に縦断する道道江別恵庭線。直線部分が多く、沿道に神社や寺が多い道である。

村史によると、この道は明治22年に開かれている。当時、広島から江別幌向の間を江別道路、広島から恵庭の間を恵庭道路と呼んだという。一般には広島街道と呼ばれていたらしい。

和田郁次郎らは、この道が輪厚川と交わる場所に明治17年から居所を定め、開拓に着手していた。道が開かれると沿道には家や店が建ち始め、多くの人が行き来するとともに生活物資や地場産品などを運ぶルートとなった。また公共的施設も沿道に設けられた。神社や寺、郵便局、戸長役場(当初は和田邸に置かれた。後の村・町役場、市役所)、簡易教育所(後の東部小学校)など、明治時代にこの道で始まった東部地区の主要施設は、今もそこに残るのである。

沿道の南の里、共栄、北の里などからは縄文時代の遺跡や土器、石器が発見されている。この道は野幌丘陵の東端、千歳川・島松川の河岸段丘上にあり、平たんで川にも近いため古代の人にも生活の場として選ばれたのだろう。

明治17年、何もない荒涼とした大地に立ち開拓の青写真を描いた先人たち。その5年後に開通した道筋を120年後の私たちは今日も通っている。


「写真:道道江別恵庭線(中央2から共栄を望む)」
写真:道道江別恵庭線(中央2から共栄を望む)

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