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森林の持つ機能(森林のはたらき)について

森林の持つ機能と森林整備

森林のゾーニング

 森林は、国土保全・水源かん養・木材生産など様々な機能を有しており、これらが高度に発揮されるよう整備されることが重要です。
 このため、国は、平成13年(2001年)7月に、従来の「林業基本法」を「森林・林業基本法」に改正し、今までの木材生産重視の政策を森林の持つ様々な機能を高度に発揮させる政策に転換し、森林の機能を上手に活かすために、それぞれの森林で特に大切な機能に応じて森林を3つに分ける「ゾーニング」という考え方を取り入れ、平成23年(2011年)度に5つのゾーニングに区分の変更をしました。
 実際には、北海道が地域森林計画でゾーニングの基本的な考え方について示し、その考え方に基づいて市町村が森林整備計画の中で森林のゾーニングを行って森林を望ましい姿へと誘導していきます。

 
  ゾーニングの区分イラスト
 
森林区分(ゾーニング)は、市の作成する森林整備計画の中で位置付けられていますが、将来に望ましい森林の姿へ誘導するための区分であって、個人の財産権を制限するものではありません。
また、 この森林区分を位置づけた北広島市森林整備計画は平成24年(2012年)4月から適用されますが、平成24年4月現在では木材等生産林に位置付けられている森林は市内にはありません。
なお、ご不明な点などありましたら農政課までお問い合せください。

それぞれのゾーニングに応じた森林整備の方向性

森林整備は、ゾーニングに応じた森林整備を図ることで、より森林の機能が発揮されることを目指します。
ゾーニングごとの森林整備の方向性は次の表のとおりです。
森林整備の方向性
水源涵養林
伐採するまでの期間(伐期)の延長や、伐採に伴って発生する裸地の縮小・分散化を目指します。
山地災害防止林
地形や地質などの条件を考慮した上で、伐採に伴って発生する裸地の縮小や分散化を図るため、部分的・計画的に伐採をしていく施業や、伐採までの期間を通常の2倍以上延長する施業、様々な林齢や樹高の樹木を混在させる施業、天然力を活用した施業、広葉樹の導入など美的景観の形成等を意識した森林整備などを目指します。
生活環境保全林
保健・文化等維持林
木材等生産林  
木材等林産物を持続的・安定的に供給するため、生産目標に応じて伐採を進めるとともに、間伐や路網整備を通じた効率的な森林整備を目指します。
  
市内のそれぞれの森林の森林整備の方向性については、北広島市森林整備計画に記載されています。
北広島市森林整備計画の概要については「北広島市森林整備計画について」をご覧ください。

お問い合わせ先

経済部 農政課
林務担当 電話 011-372-3311 内線 4605

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